※トップ画像はwikipediaから引用しましたエッフェル塔です
日本テレビのnews every.とかいうバラエティ番組が
党員票に換算すると小泉進次郞がダントツの122票を取って1位だと。
自社の世論操作の数字に基づいたとか言って世論誘導をかけていました。
日本のオールドメディアはこうして根拠をきちんと開示できない
いかがわしい数字を作って世論誘導をかけるのが常套手段です。
昨年高市早苗候補に投票した人達はおそらくそのまま高市早苗に投票するでしょう。
ですが昨年石破茂に投票した党員票にさらに上乗せで小泉進次郞が党員票を取っていく
そんなことはあまり考えられないと思います。
石破茂の党員票には自身が大臣をやっていたことから農業系が強いと思われますが、
小泉進次郞の方はというと農水大臣として
無計画に備蓄米を吐き出す事で一時的な米価下げをさせたりしただけです。
これに対して苦言を呈した農協に敵対姿勢を隠さず、
米作農家ばかりか農協そのものも敵に回しています。
この点で石破の集めていた党員票のうち小泉進次郞が集められるのは
オールドメディアを鵜呑みにして投票するいわゆる情弱票でしょう。
今度の総裁選のもう一つのテーマは脱オールドメディアだと思います。
岸田、石破、小泉のように過剰にオールドメディアの情報ばかりに偏った情弱政治では
有権者から失った支持を取り戻すような政治は期待できないと思います。
あと石破内閣として連帯責任を負う側でありながら
そのことを棚に上げて総裁選に出て協力を呼びかけるあたりは
面の皮が厚いのか、記憶力が弱いのか……。
■茂木敏充
本人は優秀だし幹事長経験もあって仕切る能力はあるがいまいち人気が無い
■小林鷹之
本人は当初出馬を逡巡していたが浜田靖一らが押して出馬 高市と保守票を食い合う可能性あり
■高市早苗
おそらく党員票でトップになると思われる。本人が来る者拒まずのため三橋某など余計なのがくっついていたが参政党へ行った。あとは限界保守連中が足を引っ張らないように黙るべき
公明党が高市総裁誕生を妨害するために保守中道でなければ連立を組まないと言い出している。
■小泉進次郞
岸破政権の選挙大敗の原因の1人。政策等の知識の中身が薄いため政策論争になると素人。
石破政権の一部継承を主張
■林芳正
岸田文雄内閣、石破茂内閣と岸破政権の官房長官を務めてきた岸破政権の連帯責任を負う立場。
官房長官という要職にありながら総裁選に出馬する時点で論外なのでは?
岸破政権の継承を強調
小泉進次郞が党が一丸とならないとこの窮地を乗り越えられない的な事を言っていました。
ですが石破内閣の選対委員長として
ノリノリで党内の右派だけ再処分することを進めたのが小泉進次郞です。
岸田文雄の左派純化路線、党内権力闘争の路線を
民主主義や法治の精神からはほど遠いやり方で進めてた張本人ですよ。
言い換えれば党内の分断を作って来たまさに当事者の1人です。
そのことを棚に上げて協力を求めるのは批判されるべき話ではないでしょうか?
今の自民党の窮地を作り出したのは
岸田文雄による強引な左翼政策の推進と、
党内権力闘争を最優先にしたこと。
さらに官僚主導政治に戻して現役世代の負担の拡大ばかり進めた事で
有権者の不満が爆発したことだと言えます。
石破茂は実質的な党内リコールに対して
引き摺り下ろされるくらいなら解散で道連れにしてやるという手で
党内を脅し上げて対抗するという呆れるしかない策で対抗しました。
ですが解散恫喝を進言した村上誠一郎が土壇場で逃げ、
肝心の森山裕にまで逃げられた事で解散を諦めて、
渋々と総裁辞任を選んだ形だと言えます。
言ってしまえば石破茂は実質党内リコールに負けたわけで、
衆議院でも参議院でも有権者に否定され、
党内からも否定された形です。
この石破内閣の継承というだけでも論外だと思いますし、
防災庁なんてまた無駄に省庁を増やしても
新庁の財源として無駄な増税をさせる理由を官僚側に作らせるだけです。
岸田文雄は文藝春秋2022年2月号に自身の国家政策を寄稿しています。
そこでは官民が共同で経済成長に導くとか、
岸田派らしい官僚万能論を伺わせる内容が書かれています。
そして岸田文雄はそのとおりに官僚主導政治にしました。
霞ヶ関の側は自分達の手に入れた予算は
それが明らかに無駄であっても、
あれこれ適当に理由をでっちあげてでも守ろうとします。
その上で新たな予算を獲得することを目指します。
ですので暇空茜氏が指摘するような
いわゆる公金チューチューと言われるような
あからさまな無駄なバラマキ予算であっても廃止されません。
政治の側がこれを切る必要があります。
岸田文雄内閣は支持率低下で存続を断念したわけですが、
その後の世代別の支持率調査や選挙での出口調査からは
安倍晋三政権時に抱え込んでいた若者、現役世代からの票を大きく失っていることがわかります。
現役世代は膨らみ続ける社会保障負担という増税に対して
(税方式なのに厚生労働省は税金だと認めず保険と言い張っていますが…)
「簡単に俺達から金を奪っていくことばかり進めるまえにやることあるだろ!」
そう考えていると思います。
岸破政権での賃上げを先に持ってこようとする姿勢も
経済的手当なしに賃上げを求めても企業側は続くわけが無いですし、
外国人労働者の極端な拡大でカバーしようとするのは
どう考えたって賃金に対してマイナスの圧力要因でしょう。
岸破政権は全体を通しての経済政策のきちんとした方向性が無いように思います。
岸破政権は有権者にはっきりとノーを突き付けられた政権です。
その政策をなにがどう悪かったのか客観的分析を説明した上で
どう継承していくかというのならわからないでもないですが、
そうした説明なしに継承を主張するのは、
有権者にノーを突き付けられた政治を続けてさらなる自爆をするだけになるでしょう。
小泉・林両陣営としては岸田政権の誤りを検証することで
岸田派の票を失いたくないという思惑もあるのでしょうけど。
さて、石破茂が卒業記念に訪韓と国連総会で何か主張してきたいようです。
おそらく80年見解発表をやろうって魂胆なのでしょう。
このため青山繁晴ら日本の尊厳と国益を護る会の議員達が
石破に80年見解を出さないように求める事を決定したようなのですが……。
【自民護る会「無用の混乱招かぬよう伏してお願い」石破首相の80年見解発出に反対 74人】
自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」は17日、石破茂首相の議員会館事務所を訪ね、戦後80年の節目に合わせ石破首相が意欲を失っていないとされる先の大戦を巡る見解の発出について、「されないこと」を強く求める要請書を提出した。「すでに辞意を表明された総理の発言によって無用の混乱を招くことのないよう伏してお願い致す」と訴えた。
石破首相の秘書が要請書を受け取った。
護る会代表の青山繁晴参院議員は、石破首相が9月下旬に出席を予定する国連総会で見解の発表を準備しているとの情報が官邸内部から寄せられたといい、「各国首脳が集まった演説で実質的に『80年談話』と受け取られるであろうことを、(石破首相が)話したいと準備が始まった」と記者団に明かした。
戦後70年に出された安倍談話について、「用意周到に準備され、中国や韓国とも水面下で議論されて積み上げられた」と指摘。石破首相の見解が発せられた場合、準備期間の短さなどに強い懸念を示した。
護る会は今年5月、8月の二度にわたり、70年見解などの発出を見送るよう首相に求め、首相も談話やコメントなどは出さず辞意表明に至っている。要請書は「発出されずに来たことにより、近隣諸国との無用の紛糾、いわゆる歴史戦は惹起されず、落着した状態が維持されています」と指摘した。
護る会は75人が所属しており、要請書の提出に74人が同意。松川るい参院議員のみ賛同しなかったという。(奥原慎平)
(2025/9/17 産経新聞)
>松川るい参院議員のみ賛同しなかった
こういう重要なところでの動きで
その人の正体が見えてしまう事例というのはよくあることですが、
本当にこの場面で石破の80年見解に反対しない側とは、
随分と強い意思でもって反対されたようです。
この方の実態は日本の尊厳と国益を守れそうにない議員さんのようですね。
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