まずは立憲民主党政調会長のポストから取り上げます。
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本庄さとし 衆議院議員(千葉8区/柏市)
@honjosatoshi
例えば、ホルムズ海峡が封鎖された場合の自衛隊による機雷除去(=武力行使)が存立危機事態(=我が国存亡の危機)との政府の解釈が成り立てば、それは違憲(=憲法が許容する武力行使の範囲を超える)疑いがかなり濃厚。
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立憲民主党は安保法制は違憲だから違憲の部分を削除すると
ずっと主張してきました。
ですが具体的にどこがどう違憲なのかを示せないできました。
そのことをXで突っ込まれた本庄知史政調会長が
ホルムズ海峡が封鎖され日本に石油が入って来なくなれば存立危機事態との政府解釈となって機雷除去が行われるのなら
違憲の疑いが濃厚だと、かなり苦しい主張をしている形になります。
日本に入ってくる石油のほとんどがホルムズ海峡を通ってくるので
存立危機事態と考えるのはなにも間違っていないでしょう。
平成27年3月3日の衆議院予算委員会では枝野幸男が
「ホルムズ海峡の封鎖は、武力攻撃を受けたのと同様の深刻重要な被害にはあたらない。今と同じ様な快適な生活ができない程度であり…云々」
と主張しホルムズ海峡封鎖は我が国の存立を脅かす事態とは見なせないはずだと
繰り返し主張しました。
安倍晋三元政権で通した安保法制を廃止するために
そのための難癖を作ろうとしてきたと見た方がよほど説得力があります。
今年の参議院選挙にあたっての
7月2日の日本記者クラブ主催の党首討論では
以下のようなやり取りがありました。
石破「立憲民主党は公約で安保法制の違憲部分の廃止って書いてるけど具体的にどこが違憲?」
野田「政権取ってから検証する!」
石破「違憲部分が不明なのに違憲と言い張って公約にするのはおかしい。選挙前に示すのが必要」
立憲民主党は民主党時代からずっと違憲違憲言ってきたくせに
どこがどう違憲なのか何年経っても示せていないのです。
ですのでやはり安保法制そのものを削除する事が目的であるものの
その具体的根拠を作れないので
とりあえず違憲だと繰り返し叫んでいるというような形でしょう。
これは先日の野合交渉でも表れています。
【立国維3党党首会談は継続協議 野田氏、安保関連法「違憲だったと言える状態ではない」】
立憲民主党の野田佳彦代表と日本維新の会の藤田文武共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表の野党3党党首は15日、臨時国会での首相指名選挙の対応を巡り国会内で会談したが、結論は出ずに協議を継続することとした。立民は公明党の連立離脱を好機と捉えて政権交代を目指すが、維新、国民民主との距離はまだ遠い。「数合わせ」のために政策を曲げるような態度に不信感も募っている。
党首会談は野田氏の呼びかけで行われ、1時間足らずで終わった。野田氏は公明の連立離脱に触れ、「政権を奪う十数年に1回のチャンスだ。政権を取った方が物事が動く」と述べ、首相指名選挙での野党候補の一本化を訴えた。
「チャンス」をものにしたい野田氏は、この間、有力候補として持ち上げてきた玉木氏を必死に説得した。玉木氏は憲法と安全保障政策、エネルギー政策といった基本政策の一致にこだわる。維新も連携条件に立民と国民民主の合意を掲げており、政権交代の「壁」として立ちはだかっていた。
ただ、この3つは立民の「鬼門」である。立民は社会党などと関係が深かった自治労や日教組などの支援を受けており、党内論争を呼ぶ憲法と安全保障、エネルギー政策は「腫れ物」だった。例えば、立民は平成27年成立の安全保障関連法について一貫して「違憲部分の廃止」を訴えてきた。
だが、この日の野田氏は違った。野田氏は安保関連法成立後の10年間、「明らかに違憲だったといえる状態だったとは、私の知る限りではない」と言い切った。同時に、今後も「違憲部分の廃止」は必要と強調した。
立民の安住淳幹事長は14日の記者会見で「自民もうちも数合わせをしている。この世界にいたら当たり前」と主張した。玉木氏の譲歩を引き出すための野田氏の発言は早速、党内に波紋を呼んだ。党関係者は「これまで立民議員は散々、『違憲』『違憲』と叫んできた。整合性が取れない」と危惧した。
ただ、「数合わせ」のために野田氏なりに譲歩したにもかかわらず、玉木氏は納得していない。玉木氏は会談後、野田氏の説明について「『違憲部分がある』という主張は維持するとのことだった。やはり隔たりがある」と突き放した。(千田恒弥)
(2025/10/15 産経新聞)
これまでずっと立憲民主党が主張し続けて来た
「安保法制は違憲」
という主張について
国民民主党との交渉時に野田佳彦自らが
>安保関連法成立後の10年間、「明らかに違憲だったといえる状態だったとは、私の知る限りではない」と言い切った。同時に、今後も「違憲部分の廃止」は必要と強調した。
と主張していてやはり何をどう違憲なのかと説明できないのです。
立憲民主党の立ち位置を考える時にブログ主は
中共を宗主と仰ぐ隣の半島の政党と考えるべきだと
このブログで書いて来ました。
その立場からすれば日本が少しでもまともな安全保障体制にしようと
そのために作った法律はなんとしても削除して
日本を丸裸に近い状態にし続けたいと考えるのではないでしょうか?
そのための根拠として具体的にどこを違憲と言えないまま
民主党時代から10年の間ずっと違憲だと言い張り続けた人達が立憲民主党です。
10年もあったはずなのに違憲だと言う根拠を示せないまま
一歩も進んでいないのです。
となれば
「安保法制の違憲箇所を削除しなければならない」
ということを立憲民主党は党是としているのは
「安保法制そのものを削除したい」
という事が目的であると考えるべきでしょう。
立憲民主党を取り上げたついでに
名物のブーメランも取り上げておきましょう。
立憲民主党の野田佳彦代表のポストから。
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野田よしひこ@NODAYOSHI55
政治の勢力図が大きく動いています。
暮らしに直結する政策の実現へ、立憲民主党は本日「消費税負担軽減対策チーム」を立ち上げました。
「責任ある減税」「あなたを守り抜く政治」で、暮らしを守る実効ある選択肢を示します。
共に政治を取り戻しましょう。
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・消費税負担軽減対策チーム
消費税増税法案を通したのは野田佳彦
・責任ある減税
立民は食料品だけ消費税0にすると主張している。
テレビ出演時に小川淳也前幹事長が共産党山添拓に「消費税分全部払う事になる飲食店などはどうするの?」
と突っ込まれて指摘の意味すら理解できなかった。
(ここから全くアップデートされていない、つまり実現させる気はゼロ)
・あなたを守り抜く政治
たとえば難民認定の悪用が一気に拡大したのは民主党政権で
難民申請すれば即就労できるように改悪されたことで
難民認定さえ出し続ければエンドレスで就労目的の不法滞在が可能だったことが大きいと言えます。
真面目に正規の手続で働いている外国人の立場を考えず、
不法滞在外国人に権利を与えろとばかり主張し、
不法滞在を批判する日本人をヘイトスピーチで弾圧しようとする言動を
所属議員が繰り返している事についても立憲民主党は問題としていない。
↓
つまり立民の言う「あなたを守る」の「あなた」は日本人ではない可能性があるのでは?
コメント
>今と同じ様な快適な生活ができない程度であり< 当時のフルアーマーの超脳天気な発言は、民主党系の危機感の無さと、奴らが如何に国民の事など露ほども考えて無い事をはっきり示しており、その無責任ぶりは立憲に継承されている事は言うまでもありません。
>今と同じ様な快適な生活ができない程度
つまり冬には東北北海道で凍死者が、夏には関東以南で熱中症の死者が万人単位で出る程度と言う事でしょうね。
勿論、半導体産業始め電力を大量に消費する産業は壊滅します。
>>今と同じ様な快適な生活ができない程度
↑ そら、東北大震災時に家族を都心から地方に追いやっておいて
自分は愛人とチョメチョメしてた疑惑のある革マル男ですからね。
「快適な●生活」が出来なくなる程度なのかもしれませんね。
で、全ては国民にしわ寄せという「自己中精神」から来てるようです。
自衛隊その物の違憲議論がまだ続いているわけですから安全保障法制が違憲かどうかなんて理屈のつけようで何とでもなるでしょう。
だからホントに安全保障法制を違憲だと言うなら、どこがどう違憲かぐらい明確に言えるはずです。
それを10年余も敢えて言わないのは、言えば「政権交代」が絶対不可能になるからでしょうね。
2009年の政権交代でコイツラが学んだのは、権力の味だけで、権力を持つ事の責任感は何一つ学ばなかったようですね。
もう「違憲ミンス党」に改名したら如何でしょうね。
今の党名もそろそろ飽きて来た頃でしょうし。嗤
●>ですが具体的にどこがどう違憲なのかを示せないできました。
●>野田「政権取ってから検証する!」
↑ そら、政権取れないから示す事も検証すら必要ないのでしょうね。
悪夢の政権掠め取れてしまった時も
「努力し勝ち取った」というより「あれ?盗れちゃったよw」という
万引き中学生が、あっさり犯行出来てしまったかのような顔してましたしね。
まさに「勝ちに不思議あり。負けに不思議なし」みたいな。
ミンス系は、既にアッチ側としても、その役割を終えた感がありありなので
野盗第1党からも没落するのではないでしょうか。
アッチにすれば「身を切る改革」より「役立たずを切る改革」の方が
大事でしょうしね。
特定野盗をまずは減らして、多少なり糞中の糞よりマシな糞が野党になった方が
少しはマシになるでしょうし、少しずつでも良い方向まで行かずとも
沈む一方から横這いくらいにはなるかもしれませんしね。