結局は選挙のためのパフォーマンスでしかなかった

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ガソリン暫定税率廃止法案の件で野党の本気度が見えたと思います。

結局は選挙のパフォーマンスに使うだけでやる気はないということです。

この件で野党支持者の一部がたとえばこんなXでポストをしています。

――
減税潰しに走った議員に審判を下しましょう。

参議院財政金融委員会の改選議員(自公)

自民党
委員長:三宅伸吾 (香川)
理事:白坂亜紀 (大分)
理事:西田昌司 (京都)
古川俊治 (埼玉)
牧野たかお (静岡)
松山誠司 (福岡)

公明党
杉久武 (大阪)

元自民党
大野泰正 (岐阜)
――

これは非常に頭が悪いです。

結局の所は報道されている話を表面をぺろっと舐めただけの知識しかなく、
法案の中身を自分で調べようともしない。
国民民主党支持者はその程度であるということを自慢しているようなものです。

マスゴミは
「自民がガソリン暫定税率を阻止するために邪魔をした」
という印象操作を野党連合の思惑通りに実行しています。

この件で玉木雄一郎とかいう自分とお友達の不倫はOKな
ダブスタ男がXでこんなポストをしています。

――
玉木雄一郎(国民民主党)@tamakiyuichiro
ガソリン暫定税率廃止法案を参議院で裁決しなかったのは、姑息な「逃げ」だ。

自民党はガソリン値下げに反対したとの印象を与えないために、裁決を拒否したんだろう。

しかし事実上、25.1円/lのガソリン値下げを葬ったのは自民党だ。

参院選で国民の判断を仰ぐしかない。

――

結局は中身の無い口だけのパフォーマーでした。

暫定とか言いながら恒久財源にしている事や、
絶対に廃止させないことを前提に使い道まで変えてる事を考えたら
ガソリン暫定税率は論外だし廃止一択だと
ブログ主もそう考えてますよ。
でも物事ってのは一言言って全て解決するなんてことはないんですよ。

というわけで改めていろいろ整理します。
まずガソリン暫定税率について

・暫定と言いながら永遠に続ける事にしている

・ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに掲げた民主党は
政権発足直後に暫定税率を廃止したものの「当分の間税率」と名前を変えて同じ額の課税を維持

・道路の補修などに使われる道路特定財源だったはずが一般財源化してしまった

これまでは道路の整備、補修のための予算だったものを
他のインフラとかソフトウェアとかにも使えるように
一般財源化して使いやすくしましたというのが霞ヶ関側の説明です。

そもそもが「暫定」と言いながら、
一度取り始めた税金なんだから止める気はない。
続ける根拠がなくなったら根拠を修正して続ければいい。

とにかく一度取り始めた税金は絶対に止めない!
このお役所側の考え方からしてふざけていると思います。

このような不誠実な制度は廃止するのが当然だとブログ主は考えます。

一方で今回のガソリン暫定税率廃止法案の件はというと……。
まずその法案についてざっくりまとめますと、

・今年の7月1日から実施する

・暫定税率廃止によって生じる穴は政府がきちんと補填しろ

というものすごく薄っぺらい内容です。
各地方自治体の予算に組み込まれているわけです。
しかも一般財源として。
そして各地方自治体はそれぞれ議会を通って成立した本年度予算で今やりくりしているわけです。

そこに突然の暫定税率廃止によって穴が空く形になります。
ガソリンスタンドなどの現場だって混乱が生じるでしょう。

6月末に廃止の法律が急遽きまりました。
だから7月1日から実行しないといけません。

準備期間ゼロでいきなりやれと言われたら混乱が生じますよ。
でもそうした混乱が生じないようにするための措置は一切この法案にはありません。

野党七党が出したのは
7月1日から廃止する、
廃止による地方の税収減とかへの手当は国が責任持ってやれ!
としか書いていない法案です。

すでに出荷されている課税済みの燃料についての補填方法についてもノープラン。
それ以前に暫定税率廃止後と廃止前の
正確な出荷数量の把握方法も決めていませんし、
どこから補填の線引きをするかだって全く考えられていません。

与党として行政に責任を持つ立場に立ったら
こんな欠陥しかない法案は採決とか以前に
「審議するに値しない」
ですよ。

それで今回野党7党がやってきたのは

・国会会期末になってから野党7党で廃止法案を出してきた。
(立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党、参政党、日本保守党、社民党)

・法案の内容が欠陥だらけなので議論に値しない

・わざわざ会期末に出してきたのでまともな審議を行う時間もない

・衆議院での与党少数を悪用して野党7党は委員長解任を行い立民の議員を委員長に据えた

・立民の委員長(阿久津幸彦)が職権で即日採決を決定し実行

・本会議で野党多数を悪用して即強行採決を実施し参議院へ送付

・6月22日(日)の会期末に参議院で委員会採決と本会議採決を一気にやれと野党7党が要求するパフォーマンス

明らかな欠陥のある法案を参議院に送って
無条件で即成立させろと迫るパフォーマンスを行ったのです。

マスゴミは野党7党の無責任さをきちんと指摘することをせず、
自民党が理不尽に反対しているせいで暫定税率が廃止できないと
そう思わせる報道を行っています。

今回の事で国民民主党には
本気で減税を実現する気などなくて、
選挙で有利になるようにするためにやってきただけでしょう。

それにこれまでの国民民主党の立ち回りからも
自民を与党から引き摺り下ろして
野党連立政権という反日亡国政権を作って、
夫婦別姓だの女系天皇だの
そういう方向に行くために動いているのでしょう。

そうでなければ仕事ができない人が無責任にギャースカ騒いでいるだけ。
それが国民民主党の程度だと考えるしかありません。

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コメント

  1. KY より:

    今まで「審議や議論が尽くされて無い」と政府与党の採決に難癖を付けてきた野党(こちらは国会審議をサボっておいての言い草)とマスゴミが何時ものダブスタ体質を露呈しましたね。本気でやる気があるのなら国会会期冒頭に法案を提出するのが「普通」ですが、野党には与党以上に常識が足りないようです。こんな露骨な選挙目当てのパフォーマンスで有権者が与党から自分達になびくと野党が考えているなら、私達も随分と舐められたものですね。今国会とそれに伴う与野党の動向は、有権者を更なる絶望のどん底に突き落とすには充分過ぎました。それでも私達はより狭まった選択肢の中から少しでもマシな人材を選ぶべきでしょう。希望は常に絶望の中から生まれるのですから(格好付け過ぎてすみません)。

  2. 平 八郎 より:

    限界保守と呼ばれる勢力も挙って自民批判に転じているのが嗤えますね。
    (確かに現政権は糞の中の糞で、それを選んだのも自民議員ですが)
    勿論、中には便乗して自民サゲ目的のパヨちんも混ざっているでしょうけど
    結局、自分らの勢力拡大を目論んでいるに過ぎないので
    政治そのものに疎かろうが関係ない、と言う事なのでしょうね。
    実際、これで自民に変わり保守政党(自称)が政治を動かせるかといえば
    単に保守層が割れて左巻きがお零れに預かるだけ、と言う図式しか想像出来ません。
    国内の混迷が世界の情勢で吹き飛ばされるくらい軽いものになりそうで怖いです。

  3. Max より:

    アメリカがバンカーバスターを使ったようです。本土から運び、B2で投下した模様です。
    およそ、威嚇だけとは思えません。対イラン戦争開戦です。
    タンカーの多くが航行するホルムズ海峡情勢も更に緊迫化するでしょう。
    自衛隊機が、イラン在住邦人救出のためにジブチに向かって飛んでいます。過去においては、国内の反対勢力のせいで、自衛隊機の派遣も困難でした。
    こんな情勢下、ガソリン価格は更に上がると見るのが普通でしょう。
    政治的駆け引きでガソリン価格を弄んでいるどころではなくなります。
    俗な言い方ですが、まさに油断大敵。
    困難が波状的に襲来します。はったりだけの政治パフォーマンスなどに現を抜かしている場合ではありません。それを囃し立てる観客(国民)も有害です。

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