日本に向かっていない低空ミサイルがなんだって?


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当ブログの一昨日の記事にあったN様のコメントより

安倍総理の部分的冷徹ぶりは上手いと思います。シンジロー大臣は本当に頭がポエムだと露呈したので、今後は選挙応援も怪しいかなと思います。

このコメントにあるとおり、ポエマー小泉として就任すぐから進次郎株が暴落していました。

そんな事があったばかりだというのに・・・
大臣になって初の海外デビューにて、

小泉環境大臣
「気候変動のような大きな問題に取り組むには時に楽しくなければならない、そしてクールに、セクシーであるべきだ」

まさかのセクシー小泉爆誕。

マスゴミが石破の代わりにとせっせと上げ報道をしていたところなのに
安倍総理の残酷な位打ちによって進次郎株は連日のストップ安です。

そしてこのニューヨークで記者からの質問で以下のようなやりとりがありました。

—–
海外メディア記者
「石炭は温暖化の大きな原因 環境省は脱石炭火力発電に向けて今後どうする?」

セクスィー小泉
「(火力発電を)減らす」

記者
「どうやって?」

セクスィー小泉
「・・・・・」

セクスィー小泉
「私は大臣に先週なったばかりです。同僚と環境省のスタッフと話し合っている」
「日本政府としては火力発電を減らす方針です。」

(※ブログ主注:政府が主に減らす方針なのは「老朽化した火力」です。)

見かねたらしいクリスティアーナ・フィゲーレス前事務局長
「一つ付け足していいかしら、認識してほしいのはこれは日本だけの問題じゃない。今朝話し合ったのはお互いどうやって助け合えるのか?」
「彼が大臣になって10日、何をすればいいのかわからなくても驚かないわ」

—–

助け船を出されてなんとか乗り切った形です。

火力発電を減らすというのなら
「どうやれば減らしていけるか」が大切です。

政治の仕事は現実が相手です。
今までのように石破茂のまねをして評論家然としてみたり、
政府の判断にケチをつけたりするだけなら一般人だってできるんです。

「どうやって現実化していくのか」

大切なのは実現させるためのプロセスを考え、実行に移すということです。

具体的に「代替電源をどうするか」を先に考えなければなりません。
火力発電は温暖化がーなどと言って安易に減らしていけるという問題ではありません。

最初から脱原発とか火力を減らすとか言ってきましたが、
それなら自分のその主張を実現させるためにどうするのか?
小泉大臣が就任して2週間近くになるわけですが、
いまのところそのあたりが考えられているようには見えません。

もし実現にむけて何かしらの動きをとっていたのなら
「大変情けない話ですが私も就任したばかりで、今らロードマップを急いで作ろうとしているところです。具体的に決まり次第公表いたします。」
みたいなあたりでごまかせるはずです。

そうした話がまったく出てこないあたり、
ヤバイレベルで中身の無さを感じます。

で、マスゴミが小泉を「安倍潰しのために上げ」ている事がよくわかるのがこちらの記事です。

—–
【「sexyに」気候変動問題を…進次郎大臣の真意は?】
 ニューヨークを訪れている小泉進次郎環境大臣が温暖化問題のイベント後に会見し、気候変動問題について「セクシーであるべきだ」と語りました。どういう意味なのでしょうか。

 その発信力は国際舞台でも通用するのでしょうか。アメリカのニューヨークで行われた国連の環境に関連するイベントで英語で演説。閣僚として外交デビューした小泉大臣。その小泉大臣、演説の前に行われた記者会見での発言が海外メディアに取り上げられています。「日本の新しい環境大臣が『気候変動との戦いをセクシーに』と発言」。このセクシー発言、ある会合に参加した女性が使った言葉を引用したものですが、アメリカの政治の世界では時々、使われる言い方だといいます。
(2019/9/23 ANN)

—–

セクシーという言葉は米国の政界では時々使われる言い方らしいということで
セクスィー小泉大臣を擁護しているようです。

セクシーというのは性的な意味以外でも使われます。

小泉進次郎が会見をする直前に隣にいたフィゲレス前事務局長が
「自然を魅力的に見せる」
という意味で
make green sexy
という言い回しを使っていたので
それを受けて小泉進次郎としてはセクシーという単語をあえて入れたのでしょう。
マスコミお得意のトリミングですね。

それにむしろフィゲレス前事務局長に助け船を出してもらったあたりのやりとりで
大臣として以前に、政治家として中身が相当薄い事がバレてしまったと思います。

ちなみにフィゲレスさん。
make green sexy
という言い回しは以前から使っているようで2012年のRIO+20でもその動画があります。
https://www.climate-change.tv/5792

なのでフィゲレスさんがこれまで使ってきて今回も使っていて
そのフィゲレスさんの発言を受けてのものだということを
日本のマスゴミは全く報じていないあたりは
これはさすがにフェアではないでしょう。

セクスィー発言よりも大臣としてまだなーーーんも考えてないという
かなりヤバイ進次郎のおつむの中がわかったことの方が大きいと思います。

それでも
「朝日新聞グループに擁護された」
という事の方が政治家としてはよっぽど深刻だと思います。

そうそう、進次郎が手本にしていたのかどうかはわからないですが、
大臣になる前までの進次郎の評論家然とした物言いの先駆者である石破茂についても取り上げておきます。

—–
【石破氏、政権批判強める構え=埋没に危機感】
 自民党の石破茂元幹事長が、安倍晋三首相の政権運営への批判を一段と強める構えだ。

 先の内閣改造で他の「ポスト安倍」候補が軒並み要職に就いたため、発信を強化しなければ埋没するとの危機感が背景にある。石破氏は憲法改正を中心に自らの見解を打ち出し、存在感を発揮する考えだ。

 「党大会で賛同を求められた記憶は全くない」。石破氏は20日、BSフジの番組で、首相が内閣改造後の記者会見で「自民党の(改憲)たたき台は党大会で承認され、党の意思となっている」と述べたことに猛反発。総務会了承などの党内手続きを踏んでいないとして「党内の民主主義を非常に危うくする」と警告した。
(2019/9/23 時事通信)

—–

最近、マスゴミが取り上げてくれなくて埋没気味なので
再び安倍批判でマスゴミにちやほやしてもらおうという事のようです。
・・・・そんなんだから党内で白い目で見られるようになったんでしょうに。

まともな政策提案でもすればまだ違うんですけどね。

そこまで政権批判したいのなら
とっとと立憲民主党にでも行った方がいいでしょう。

お次は、いつもどおりひどい記事を書いている共同通信から。

—–
【北朝鮮新型ミサイル、探知できず 低高度、変則軌道で日本政府】
北朝鮮が5月以降、発射を繰り返した短距離の新型ミサイルに関し、日本政府が複数回、発射後の軌道を探知できなかったことが22日、分かった。複数の関係者が明らかにした。日本を射程に収める可能性があるミサイルも含まれていた。低い高度や変則的な軌道のため捕捉できなかったとみられる。日本政府は北朝鮮が既存のミサイル防衛網の突破を目指していると分析しており、技術開発の進展に危機感を強めている。

 韓国軍は探知に成功したとみられる。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)破棄が日本の安全保障に影響を及ぼす懸念も広がりそうだ。
(2019/9/23 共同通信)

—–

これ、いつもの共同通信らしい記事です。

所属すらまったく書いていない「複数の関係者」
こういう書き方は「記者本人や編集デスク」や「エア関係者」というものも含む場合の
書き方だとみなしておきましょう。

しかも「韓国軍は探知に成功したとみられる」と。
こちらも全く裏取りしていない記者の憶測(というか願望)ときています。

北朝鮮が撃った短距離ミサイルで韓国側の方が探知には有利なのに
日本の方が発表も早く、情報も正確で
韓国は北朝鮮が撃った数すら間違うなんて事が先日あったばかりです。

THAADの探知システムをおいていない韓国では
結局は在韓米軍が保っている探知システムくらいしかないでしょう。
従って韓国軍が探知に成功したなんてのは
「探知するまともなツールをほぼ保っていないし、中共に媚びて増設すらしていない」
という韓国の事情を考えればとても探知できているとは思えません。

で、東京新聞の方が数段マシな記事を書いています。
(それでも内容としてはゴミなんですけどね)

記事から一部抜粋します。

—–
【北ミサイル探知できず 日本政府 低高度や変則軌道】
(2019/9/23 東京新聞より抜粋)

 韓国軍は探知に成功したとみられる。日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)破棄が日本の安全保障に影響を及ぼす懸念も広がりそうだ。早期の探知ができなければ迎撃が困難になる上、着弾に備えた避難警報や被害拡大を防ぐ対応も後手に回る。

 関係者によると、北朝鮮が五~九月、計十日間にわたって発射した飛翔(ひしょう)体は以前と形状や性能が異なっていた。ほとんどが通常より低い高度六十キロ以下で飛行し、日本海側で警戒に当たる海上自衛隊のイージス艦や日本に配備された航空自衛隊のレーダーで探知できない事例が出た。探知は発射地点や軌道からの距離に影響されるため、韓国の方が捉えやすい。
—-

でました。「所属すら書いていない関係者」

共同通信の記事も東京新聞の記事も
記事で言わんとしていることは
「韓国がGSOMIAを破棄すると日本は大変なことになるぞ!」
というところなんだろうと思います。

そのために北朝鮮のミサイルが探知できなかったー。
と騒いでいったいどのミサイルが探知できなかったのかについては
特定できないように書いています。

では20日ほど前の時事通信の記事をご覧ください。

—–
【北朝鮮、ミサイル開発進展か=5月以降、新型相次ぐ-防衛省分析】
 防衛省は北朝鮮による5月からの一連の飛翔(ひしょう)体発射に関し、少なくとも2種類の新型短距離弾道ミサイルが含まれていると分析している。北朝鮮は8月末までに計9回の発射実験を繰り返しており、ミサイル開発を急速に進めている可能性がある。日本のミサイル防衛網の脅威となるため防衛省は警戒を強めている。
~以下省略~
(2019/9/4 時事通信)

—–

d0044584_04542044.jpg

防衛省では7月31日のものと8月2日のものについてだけ
いまだに「分析中」ということで情報不足であることがわかります。

そしてこのミサイルはそれぞれ
高度30km、高度25kmと東京新聞で書いていた60kmよりもさらに低い高度であり、
しかも北朝鮮の東岸ギリギリへ向けて北朝鮮内を北東方向へと発射されたものです。

日本や日本のEEZに届く可能性が最初からゼロで、しかも低高度。

そりゃチェックしきれないこともあるでしょう。地球は丸いんですから

地球は丸いので日本海の海上にいるイージス艦の探知では
「日本側に近づく可能性ゼロ」かつ「北朝鮮内を日本とは違う方向に低空で飛んだだけ」
という代物を探知するのが難しいのは当然でしょう。

地球は丸いんです。

水平線までの距離は
地球の半径をr
対象の高さをaとすれば以下のようになります。

d0044584_04541106.jpg

仮にミサイルが高度27kmだったとして、地球の半径が6371kmとして。
水平線まで587kmってところですか。
高度30kmなら水平線までの距離は約618km。
これで海上のイージス艦の位置が悪かったら?
なのでただでさえ日本の方に向かわず短距離かつ低空となれば
捉えにくいのは当然の話なんだと思います。
ブログ主は軍事の専門家ではありませんのでそのあたりは正確性を欠きますが、レーダーだって地球が丸いことによって範囲が限られるので複数必要であることなど探知範囲が物理的に有限なんです。

共同通信としては記者本人の主観も交えつつ、
韓国がGSOMIA破棄すると大変だよ、
はやく韓国に譲歩しないと困るのは日本だよ!

という話にしたいのでしょう。

韓国側は最も北朝鮮のミサイル発射地点に近いのに発射数も間違う、探知も日本の方が先に見つけるなど、
探知能力がほとんど無いというお粗末な現実があるのでまったく日本は困らないはずですけどね。

共同通信の記事はもう間違い探し専門の記事みたいになってきました。

フェイクニュースの朝日新聞もひどいですが、
共同通信も負けず劣らずひどいです。

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