新潮の記事から取り上げます。

【高市首相の「外国人対策」でも中国人は生き残る インド料理店主は「6割ほどが帰国」…むしろ日本に打撃の皮肉】
(2026/10/13 デイリー新潮)
記事から一部引用します。
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「現在は3年有効のビザを持っていますが、次の更新は29年。3000万円は厳しいから、もう故郷へ帰ろうかと考えています」
そう明かすのは、東京・深川の商店街の一角でインド料理「サッカール」を経営するネパール人のアディカリ氏(49)。在留資格の更新には3年間の経過措置が設けられているが、28年10月以降は原則として新要件を満たさねばならない。
「来日したのは07年。最初は地方のお店で調理師をしていて、何年かして自分の店を持ちました。その時、技能ビザから経営管理ビザに変更しています。今の店は3年前に譲り受けました。最近は食料品の価格も上がっているけれど、メニューを値上げしたらお客さんが嫌がるからできません」(同)
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厳格化は2025年10月からです。
この人はすでに2026年に更新しています。
この記事に出てくる深川の商店街の一角となると
インド料理&バー サッカール清澄白河店のことでしょう。
元々「インド料理&バー サッカール」は別の人が作ったチェーン店で
江東区内でも数店舗展開されています。
2012~2020年頃はクチコミ等も評判良かったようです。
しかしながらアフターコロナで
コロナ支援金が切れるタイミングで前オーナーが撤退したのでしょう。
この記事に出ている人が引き継いだという構図のようです。
クチコミを見ると引き継いだと思われる2023年頃から
口コミの評価がかなり悪くなっていて、
対抗するためでしょうかアカウントを複数作ってコピペで5☆付けているものもありました。
そういうのを除いていくつかピックアップします。
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・悪くはないが、外看板に載っていた単品メニューがほぼなかった
・甘めの味付けのキーマを美味しく数口食べ進め、サグに移るがカレーのベースは一緒か? 段々甘さだけが勝ってきた。2つを交互に食べても甘さは追ってくる。ラッシーを飲むが、甘さはカレーと同じで驚く。甘さからの逃げ場がない。店主の好みかナンも甘い。もはや拷問の域。残すのも悪いので腹が膨れるまで食べ、ナンは持ち帰る。他のカレーにすれば甘くなかったのか?
・味は普通だと思います!ナンはやや甘めでした。メニューの価格より支払いが多かった!
・とにかく甘い。甘いの好きな人なら良いと思いますが、どっしりしたカレーをお望みの人には向きません。
・デリバリーで注文しました。注文してから到着まで1時間は遅すぎ。
アプリを見ていたらデリバリーの方がお店に着いては消えてを繰り返し3人目ぐらいの方がお店に着いてしばらく待ってから配達してくれました。
ナンとカレーは美味しいけど、調理に時間がかかるなら断る勇気も必要だと思いました。
・デリバリーで頼んだら捨てるところみたいな固くてくさい肉が来た。
・Uberで頼みました!
騙されました。
店舗がないので不思議に思っておりましたが口コミの黄色のライスと届いたライスの色が同じだったので確信しました。
Uberのイメージ画像の米も白いのに黄色いのがきてビックリしました。
肉も見ての通り乾燥肉のようで固く無駄金でした。
・Uberで注文しました。注文から届くまでそこまで時間が経ったわけではありません。
バターチキンカレーが腐っており、口に入れた瞬間とんでもない酸味が口一杯に広がり吐き出してしまいました。
・フードデリバリーで低品質なゴーストレストランをいくつも作っている
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なんとなく実態が見えてきたように思います。
1. 店舗の迷走とコストカットの弊害が発生。
メニューの欠品・メニューと実際の支払金額の齟齬。
仕入れの資金繰りが苦しくなり、満足に食材を揃えられなくなっていた可能性。
挙げ句に極端に甘い味付けというベースソースの共通化、料理人の技術不足か?
2. ゴーストレストラン乱立によるオペレーション崩壊
配達員のたらい回し・1時間の遅延
狭い厨房で実店舗の対応に加え、Uberなどで多銘柄の異なるメニューを注文されるため調理スピードが破綻。
配達員が店に到着しても料理ができあがっておらず、待ちきれずにピックアップをキャンセルして次の配達員に交代する事態が多発。
3. 衛生管理・品質管理の完全な破綻(最深刻)
「腐っていた」「臭くて固い肉」「捨てるところのような肉」
売り上げが落ちて回転率が悪化したことで、
食材の在庫管理(ロス率)が機能しなくなりさらに質が低下。
ゴーストレストラン化で作り置き、再加熱など衛生管理の問題が発生か?
こんなところではないでしょうか。
普通に業績悪化してるだけなんじゃないかと。
それを制度のせいにしている記事に読めるんですよね。
今回取り上げた新潮の記事。
そしてインネパ系のお店で客が入ってないのになぜか潰れていないという
不思議な店を見かけたことがある人もいると思います。
以下東洋経済の記事から。

一部引用します。
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さらに、この20年ほどの激増の大きな要因になったのがブローカーの存在だ。
「制度が変わり、外国人でも500万円を投資すれば『経営・管理』という在留資格(ビザ)を持って会社を経営できるようになったんです。
最初のうちは親族からそのお金を集めていたのですが、これでコックから社長になるネパール人が増えました。すると今度は自分の代わりのコックが必要になる。だからコック経験のある親族を呼んで調理の分野で『技能』の在留資格を取らせて働いてもらう。で、このコックがまた経験を積んでお金が貯まると『経営・管理』を取って独立していく……。
このプロセスが大流行する中で、ブローカーも出てきました。日本で働きたい人たちからお金を取って、『500万円』が必要な人とつなぐ。中には調理の経験がないのにブローカーにお金を払って日本に来て、カレーを作るような人も増えたんです。そういう人も仕事を覚えお金を貯めて独立していくし、ブローカーそのものを生業とするコックも増えていきました」
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実際にお店の経営実態は怪しいものの、
在留資格の売買、貸与、そういうブローカーをビジネスにしているケースが指摘されてきました。
実質的にネパール人の出稼ぎ、不法就労のためのハブが本業になっていると。
そういうところは今般の規制強化では
実地調査の強化(抜き打ちで店舗へチェックが入る)があったり、
実績の確認が行われるため偽装がやりづらくなって
引っかかる可能性が高いわけです。
ビザ不正の取締でそうしたビジネスが行き詰まるか、あるいは取り締まられる前に撤退する。
そういうのが急増しているという可能性を考えるべきではないでしょうか?
少なくとも「日本に打撃」などという新潮の主張は的外れでしょう。
採算が取れているか怪しい薄利多売や不法就労者を大量に送り込むのが防がれるのは
むしろ健全な市場秩序と他の優良企業を守るための不可欠な是正措置という要素の方が強いはずです。


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