歴史を見返すと無能ほど後先考えずに
その力を内ゲバへ向けるものです。
歴史に残る無能政権の代表格と言えるのが
旧社会党が政権を取った片山哲内閣でした。
社会党は他者の批判ばかりしているだけで
政権を取った時にどうするか?
そのための準備となるような勉強は
全くしていなかった人達の集まりでした。
片山哲内閣は最初から内ゲバしまくり。
まともに仕事ができる人達がほぼいなかったので
政権としての仕事が全くできず、
特に社会党内の左派は組閣後も内ゲバを続けている始末でした。
そうして組閣から約9ヶ月で片山哲内閣は総辞職となりました。
何も決められない片山哲についたあだ名がグズ哲でした。
それから実に60年以上経って2009年に
他者の批判と妨害しかしていない人達が政権を取りました。
しかもその15年前には細川連立政権で
無能を晒して失敗をしていた人達が民主党と名前を変えて
再結集していただけでした。
細川連立政権で失敗した連中でしたが、
マスゴミの全面的なバックアップによって支えられ
「一度犯らせてください」
などと今まで一度も政権を担ったことがないフリをしていました。
それで鳩山由紀夫内閣で財務大臣になったのが
細川内閣でも大蔵大臣として財務官僚の言う通りに
円高誘導に動いただけの藤井裕久でした。
藤井裕久は細川内閣でも鳩山由紀夫内閣でも
財務キャリアどもに言われるまま円高誘導一辺倒を繰り返しました。
バブル崩壊後に大蔵省と日銀が仕掛けた円高誘導は
日本国内の産業を一気に衰退させ、
国内雇用が次々に海外に持って行かれることになりました。
そうした過去の明らかな失敗がありながら、
細川連立政権での失敗を1ミリも反省していない人達は
鳩山由紀夫内閣、民主党政権でもやはり異常な円高誘導と
国内産業の空洞化、国内雇用の喪失を進めました。
他でも信じられないほどの無能ぶりを全方位に見せつけ、
大応援団として政権奪取をそのフェイクニュースと偏向報道で支えたマスゴミでも
民主党政権の支持率を守ることはできず、
支持率は低空飛行、
(おそらく当時はあれでも少しは下駄を履かせていたのでしょうが)
それで民主党は何をやっていたかというと内ゲバでの権力争いでした。
菅直人や旧社会党グループを中心とした結束を崩せず、
党内権力奪回に失敗した小沢一郎は子分達を率いて離党。
さらには嘘をついてまで政権に居座り続けようとした野田佳彦も
党内の権力闘争の結果、総理から引き摺り下ろされることが確定したため、
ヤケクソ解散に打って出たことで悪夢の、いや地獄の民主党政権は終わりました。
それから10年。
マスゴミが英雄、悲劇のヒーローかのように持ち上げ続けている
あの人間のクズのテロリストに安倍総理が暗殺されると、
岸田文雄とかいう人が党内で堂々と権力闘争を開始し、
マスゴミの偏向報道を全力で悪用して清和会潰しに邁進しました。
しかしながら全方位において財務キャリア主導の政治を進める
宏池会の政治では国民の支持を得ることなどできません。
自分が権力を握れればそれでよいとしか考えられない無能な人は
内ゲバだけに夢中になって党の中をボロボロにしていましたが、
全ての不都合を他人に責任転嫁してしまう程度の人であったため、
全く反省などせず内ゲバ路線だけを選び続け、
このままいけば選挙に大敗するのは確実な情勢となると、
菅義偉らと組んで代わりに石破茂を神輿にして権力を維持することを狙いました。
そうして石破茂を総理にしたら、
ご祝儀的に支持率が高い間に解散総選挙をすれば乗り切れるなどという
極めて浅はかな考えだったのでしょう。
石破茂に総理就任直後の解散総選挙を実行させました。
結果は大敗し衆議院での過半数を失いました。
ですが党内権力を握り続けたい無能な人は
総理に居座り続けたい無能な人と思惑が一致したようで、
総理に居座り続けたい人の居座りを支持しました。
そうして2025年に入り、
選挙も経た、司法の判断も経たというのに
不記載問題でさらなる徹底処分を求めるマスゴミに便乗して
岸破政権は不記載問題での追加処分を3月に追加しました。
岸田内閣で党としての決定として処分をおこなったのに
石破内閣が総選挙の際にさらに蒸し返して処分したのみならず、
さらなる処分追加でした。
およそ法治国家の宰相としてはありえない行為ですが、
権力を握ったら内ゲバばかりに向くのは
能力に欠ける人の宿命なのか、左派の宿命なのか。
2024年に衆議院選挙に大敗した事を反省せず、
また有権者から支持されていない状況をどう脱会するのか、
そんなことは1ミリも考えないまま
目先の権力と権力闘争の事しか考えない人達は
案の定無策のまま都議選で歴史的大敗を喫しました。
総理と幹事長とその裏で実権を握っていた連中は
都議選の応援にろくに入らない事で
自分達が責任を回避することだけを優先しました。
そうして目の前の責任から逃げた連中は
引き続きなんの打開策もないまま7月の参議院選挙へ入り、
参議院選挙でも大敗しました。
同じ総裁で衆議院でも参議院でも大敗して多数を失うという
戦後初の恥ずかしい記録で歴史に名を刻む事になりました。
それでもなお総理の椅子にしがみ付く事だけしか考えない総理と、
そんな神輿を通して党内権力を握り続けたい人達は
総裁選をさせじとあの手この手のセコすぎる党争を仕掛けました。
ですが理不尽に無所属にさせられた候補者には
その候補者のためならと党員になった人たちも少なくなく、
大敗続きでありながら責任を取らないようにして
居座り続けようとすることは党所属の国会議員だけでなく、
少なくない党員からの反発も招きました。
このままでは党が分裂しかねない状況となりました。
これに石破を神輿に担いでいた岸田文雄と菅義偉も
石破がこのまま居座ろうとし続ければ党が割れて
自分達が権力を握ってわが世の春を謳歌しつづけるどころか
自民党そのものが与党から下ろされかねない事、
その戦犯として自分達も突き上げをくらいかねない事にようやく気付いたようで、
そこまできてようやく渋々石破茂に辞任を促しに行く始末でした。
それでも党内権力の事しか考えられない彼らは
今度は小泉進次郎を担いで、
引き続き党内権力を握り続けようとしました。
しかしながら本当に能力に欠ける人というのは引き際を弁えません。
解散総選挙で党を壊して割る自爆までチラつかせて
総裁選を阻止しようという姿勢を取り続ける石破と側近達。
本当に能力に欠ける人達というのはいざとなればコントロールが効かなくなる。
岸田文雄も菅義偉もそういうことすら理解していなかったようです。
鳩山由紀夫内閣で突然の鳩山の辞任で
実権を握っていた小沢一郎が権力を失った実例を見ていたはずなのに。
ですが数々の小細工も世論と党員の圧倒的な声をバックにした
自民党内からの突き上げを押さえ込む事は出来ず、
総裁選が実施されることになりました。
結果は高市早苗候補が党員票、地方票で圧倒し、
岸田文雄や菅義偉、それらに寝返った加藤勝信らの締め付けがあったものの、
それで自分達が党員にそっぽを向かれて落選する事を危惧したのか、
高市早苗支持へと鞍替えした議員が多数出た事で
高市早苗候補が議員票でも多数を抑え、
党員票、地方票、議員票全てで勝つ完勝で新総裁となりました。
高市早苗が新総裁となると一気に状況が変化しました。
ここを書くとまた長くなるので今日は省略しておきます。
2025年は暗い前半と明るい希望が見えてきた残りの3ヶ月。
そういう年だったと思います。
残り短くなりましたが、
みなさまも良いお年をお迎えくださいませ。
今年も一年お付き合いくださりありがとうございました。


コメント
改めまして今晩は。
自称・自任リベラルの連中は、いつの時代でも無責任体質が変わりませんね。それはアメリカでも同じで、無責任な上に攻撃的。平和を唱えながら平時のテロも肯定する。安倍さんはその手の連中の犠牲になり(山上だけじゃなく)、トランプさんも狙われて危うかったのですから。
思考の根っこがリベラル系だと、どうしても狂匪思想と親和的になり、言行不一致や自分に甘く他者に厳しい・相手によってダブスタが当たり前になる。それが左巻きの一大特徴と言えるでしょう。立憲の国会議員を見てれば誰でも思い当たることかと思います。
でも、そうしたイデオロギーと無縁な草莽の若者世代は、生まれながらにしてダメダメな状態の祖国・戦後ニッフォンに生まれてしまい、現実を見ざるを得ません。実質賃金も上がらず、主食の米もろくに食えず、ザイムの酷策で重税に苦しむ…だから彼らには選挙に行き、少しでもマシな政党・政治家を選んで欲しいと切に願わずにはおれません。おたの申します。
隣国チャイナは、不動産バブルがはじけ、若者の失業率が10%台後半かつ大卒者も半分は職にあぶれるとかいう状況で、中央政府が何と言おうと、我が国目指して逃げ出してくる連中が押し寄せることが危惧されます。我が国や台湾への恫喝は、国内の不満そらしの一面が大きい様です。今後の我が国の一大国策は、どう考えてもこうしたチャイニーズ対策となるでしょう。高市政権にはしっかり対応して貰いたいものです。
色々問題が山積する我が国ではありますが、不諦の精神でやって参りましょう。茶請け様や読者諸兄姉のご多幸を祈念致します。良いお年をお迎え下さい。
今年も楽しく拝読させていただきました。ありがとうございました。
来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、今年も残すところあとわずか。来年はおそらく解散総選挙が実施されると思いますが、国益を最優先に、そして、生活が少しでも豊かになるような施策が期待出来る候補に一票を投じたいと思っています。
茶請けさん、読者の皆さん、よい年をお迎え下さい。
今年もお疲れさまでした。来年も、ご無理のないよう更新していただけると嬉しいです。ブログ主様、コメント欄の皆様にとって新年が素晴らしい一年になりますように。
安部さんが亡くなって、岸田さんの顔つきが変わったのは、自民党を盛り立てて国民のために働くぞという意気込みかと思ったら、同じ党内の気に入らないグループ排除のための悪だくみ顔だったのかと思うと。菅さんの、評判が良かった弔辞も、その後を見た後だと薄ら寒いです。すべて理想通りの人なんていないけれど、高市さんが総理になって不信感が減っただけで、若干気持ちが楽になった年でした。