石破総理は
「日本の財政状況はギリシャより悪い」
と財務省の洗脳をそのまま語ってしまったわけですが、
財務省がバカな政治家や評論家を洗脳するために作った資料が以下。
https://www.mof.go.jp/policy/budget/fiscal_condition/related_data/202404_01.pdf
これでは日本の財政状況はギリシャ以下だと洗脳するかのような内容になっています。
ギリシャの場合は外貨建て国債
日本の場合は円建て国債
これだけでも全く状況が異なります。

財務省はあえてバランスシートで表記しないようにもしています。
日本は世界一の債権保有国でもある事は隠してしまうようです
こうやって日本国民の敵である財務キャリアどもは
「いかに減税をさせないか、いかに増税させ続けていくか」
ということを目的に洗脳活動を続けてきました。
財務キャリアの犬派閥である岸田派が実権を握っていて
岸田派の力量で持ち上げられるレベルの神輿を担いだら、
それが石破茂と森山裕のコンビだったというのが岸破内閣の現状です。
神輿は担ぎ手の力量を超えるものは担げません。
そして石破茂総理は財務キャリアの言う事を鵜呑みにしているようで
公に報じられてしまう場で
「日本の財政状況はギリシャより悪い」
という事を言ってしまいました。
一方で財務省はこれまでの自分達の洗脳を鵜呑みにして
その受け売りを話す大臣等の発言を根拠にして
格付け会社が日本国債の格付けを下げる事に対してはこういう発表をしているのです。
【外国格付け会社宛意見書要旨】

――
1.貴社による日本国債の格付けについては、当方としては日本経済の強固なファンダメンタルズを考えると既に低過ぎ、更なる格下げは根拠を欠くと考えている。貴社の格付け判定は、従来より定性的な説明が大宗である一方、客観的な基準を欠き、これは、格付けの信頼性にも関わる大きな問題と考えている。
従って、以下の諸点に関し、貴社の考え方を具体的・定量的に明らかにされたい。
(1)日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。
(2)格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。
・マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
・その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
・日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高
(3)各国間の格付けの整合性に疑問。次のような例はどのように説明されるのか。
・一人当たりのGDPが日本の1/3でかつ大きな経常赤字国でも、日本より格付けが高い国がある。
・1976年のポンド危機とIMF借入れの僅か2年後(1978年)に発行された英国の外債や双子の赤字の持続性が疑問視された1980年代半ばの米国債はAAA格を維持した。
・日本国債がシングルAに格下げされれば、日本より経済のファンダメンタルズではるかに格差のある新興市場国と同格付けとなる。
2.以上の疑問の提示は、日本政府が改革について真剣ではないということでは全くない。政府は実際、財政構造改革をはじめとする各般の構造改革を真摯に遂行している。同時に、格付けについて、市場はより客観性・透明性の高い方法論や基準を必要としている。
――
日本は世界最大の貯蓄超過国だし、
国債だって国内で低金利で安定的に消化されてるし、
世界最大の債権国で外貨準備も世界最高レベル。
デフォルトなんてまずありえないし、
日本国債の格付けを下げるとか全くの間違いだ。
と言ったところでしょうか。
財務キャリアどもは政治家や評論家には
「日本の財政は最悪の状態だ。ギリシャよりひどい、いつ破綻するかわからないほどだ。
増税によって財政健全化を急がねばならない。減税なんて絶対に許してはならない。」
という洗脳を行ってきました。
そして村山内閣の時にはこれを鵜呑みにした武村正義が財政危機宣言を出しました。
村山富市と五十嵐広三官房長官という無能な社会党コンビが仕切る政権という事情もあり、
洗脳は成功して消費税の5%への増税法案を通して置き土産にしていきました。
村山内閣の残した法案通りに橋本内閣で5%への消費税増税を行うと経済は一気に悪化。
(ちなみにこの時も大蔵省は消費税増税は経済に悪影響は及ぼさないと説明していました)
翌年から年間の自殺者数も3万人代跳ね上がって
アベノミクスが始まるまで3万人代をキープし続けました。

武村正義の財政危機宣言の後も
財務省の洗脳を鵜呑みにして
日本の財政は危機的状態であると吹聴する政治家や評論家どもが跋扈しました。
財務キャリアどもの狙い通りに
財務キャリアの洗脳を政治家と評論家が語り、
マスゴミが煽りに煽って
増税とプライマリバランス黒字化は
急いで絶対に実現させなければならない課題
ということで日本国民への洗脳となり続けました。
ですので海外にも
「日本の財政状況は最悪らしいぞ、そこらのひどい途上国以下だそうだ」
と広まることになるのは当然です。
ですが財務キャリアどもは実態を理解しているので
「日本の財政は極めて健全であり破綻なんて可能性はほぼありえない。日本の国債の格付けを引き下げるなど的外れだ!」
と発表していたのです。
というわけでシンプルにまとめましょう。
――
格付け会社の格付けに文句を付ける財務省:
「日本は世界一の債権国だし、国債は安定的に国内で消化されている。我が国の財政はこのとおり健全であり破綻の可能性などありえない。格付け会社が我が国の国債の格付けを下げるのは全くの的外れだ!」
増税のために総理に嘘を吹き込む財務省:
「総理、日本の財政は最悪です、ギリシャよりひどいんです」
総理「そうか、そんな酷い状況なのか」
真に受けてレクチャーされた話をそのまま語るアホ総理:
「我が国の財政はギリシャ以下の酷い状況だ」
~総理の発言が世界に報じられる~
財務省(やばいっ!嘘が効き過ぎた!!!)
~日本の国債暴落、金利急騰~
財務省「国債!国債がー!全然問題ないの石破の発言を市場が真に受けて暴落してるぅぅぅ」
――
これが財務キャリアどものやっている事です。
増税あるいは新税によって自分達の裁量範囲を拡大し、
これを天下りなどの一部のキャリアどもの利権拡大に利用するのです。
そのために政治家も国民も騙し続けて来たのです。
年間の自殺者数も3万人代に高止まりさせようがおかまいなし。
財務キャリアどもは省益のために日本国民の命を奪うこともおかまいなしでやってきたのです。
コメント
財務キャリアという汚物は消毒だ~!
「日本の財政は最悪の状態だ」そう言いながら財務省が公金チューチューを見逃すのはやはり利権絡みが理由なんだと昨日の記事で確信しました。既に疑惑のレベルは終わっていますね。
お疲れ様です
>~日本の国債暴落、金利急騰~
↑実際にそこまで「暴落」「急騰」しているかは疑問です。
石破総理みたいな無知ならともかく、プロの投資家なら財務省のウソなんてわかりきっている・・・と思うのですが、違うのかな?
政治家だってキチンと勉強すれば理解できる当たり前の話なのに、財務官僚に従っていれば楽だから思考停止しているんでしょうか。
安倍元総理は経済金融問題(と財務省のウソ)はきっちり理解していらっしゃいました。
本当は消費税も上げたくなかったし、もっと財政投資もしたかったのですが、党内の財政規律派や財務官僚の抵抗にあって、他の最優先の政策・法案成立のために致し方なく消費増税をするしかなかったと聞きます。
珊瑚は大切に
「省庁レクチャーの裏を取る」ための担当官や複数外部有識者を総理権限で予算組む、とか正しい使い方だし全然いい。都合の良い嘘を吹き込まれるのはLLM出力を鵜呑みにするのと本質的に変わらないと思う。
こんな省、解体までしなくとも人員入れ替えた方がいいんじゃないですかね。日本の足を引っ張るだけなんですし。
人間ですから、すべての事柄に強い政治家というのは無理でしょうけれど、少なくとも、現状を把握できるような人でないと。特に、一国の総理になるのであれば。ふるまいもだめ、外交もだめ、そして知識もだめな上に何も見えていない(というか見る気がない?)この人を総理に担ぎ上げた人達の罪は重いですね。