マスゴミを鵜呑みにして勝てるわけがない

政治


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今回の総選挙、
よく見るとれいわ新選組が9議席。
日本共産党が議席を減らして8議席となり、
日本共産党よりれいわ新選組の方が上という状態になりました。

共産党は党の功労者まで問答無用で除名追放した
独裁を維持するための一連の理不尽な処分が
相当にマイナスに働いているのだろうと思います。

岸破執行部が牛耳る自民党が大敗したわけですが、
今回の自民の比例得票数が1458万票だったとのこと。

2000年1694
2003年2066
2005年2588 郵政解散
2009年1881 民主党政権奪取
2012年1662 石破幹事長
2014年1765
2017年1855
2021年1991
2024年1458 石破総裁

ちなみに2009年に民主党が大勝を収めた大きな理由の一つに
外資系PR会社に作らせたマニフェストがあります。

あらゆる層に対して
「民主党に投票して政権交代すればお金がもらえますよ!」
というのを選挙公約として網羅的に並べたのが
民主党の2009年マニフェストでした。

これで「お金がもらえる!」と
普段投票に来なかった人達が押し寄せて
民主党は比例得票2984万票という史上空前の得票数をたたき出し、
投票率も69.28%になりました。

ちなみに2012年の総選挙の投票率が59.32%だったことを考えると
「お金!お金がもらえる!」
という人達をどれほど民主党とマスゴミがうまく釣ったかがわかると思います。

今回の総選挙に話を戻しましょう。

マスゴミの思惑通りに
マスゴミが煽ったとおりに、
不記載や記載漏れのあった議員のうち
二階派の武田良太などを除いた清和会系ばかりを非公認にすることで
石破たちは選挙の争点をまんまと不記載問題にさせました。

あとはマスゴミが
「収支報告書の不記載の件で自民だけを悪者にする」
このために他党の都合の悪い話は全てスルー、
この偏向報道を徹底するだけです。

このブログではマスゴミの言う
「次の総理に相応しい人1位」
というのはマスゴミがでっちあげている全く信用出来ない話だと書いてきました。

なぜ石破が持ち上げられてきたかといえば、
自民党内で自民党の議員や政権を
マスゴミの論調に乗っかって口撃してきたからです。

マスゴミとしては一貫しています。
自分達が応援してきた反日極左政党を勝たせたい。
そのために世論をミスリードしたい、
捏造でもなんでもいいから自民攻撃をしたい。
この考えはブレていません。

この目的のために偏向報道や印象操作、捏造を行ってきたのです。

そのマスゴミの言論に乗っかって
自民党と党所属議員を後ろから撃つ回数が
最も多かったのが石破茂だったというだけでしかありません。

これがマスゴミが石破茂を「次の総理に相応しい人1位」にしてきた理由でしょう。
岸田らは石破が本当に人気があると思い込んでいたようですけど。

マスゴミの言論に乗っかって後ろから撃つたびに
マスゴミが石破茂をちやほやして持ち上げてくれていたので
よっぽど気持ちがよかったでしょう。

でもそんなのは一時的に気持ちよかったというだけで、
後になって自分に返ってくるのです。

過去に石破派の議員が立民がほとんどの質問時間を持っていって
自民には質問時間がほとんどないことにもの申した事がありました。

立民に都合の悪い話だったためマスゴミがこれを批判すると、
石破もマスゴミの批判に乗っかって
自分の派閥の議員を擁護するどころか批判して切り捨てました。
そしていたたまれなくなったその議員は派閥離脱。

こうして石破派は単独では総裁選への推薦人が集められなくなったなんて過去もあります。

特に今回は党員票1位に投票すると言っておきながら

岸田が自民党員票1位の高市を潰して、
党の支部からの公認要請も無視して
派閥抗争の党内粛清を最優先にして
自民党員と自民党支持層をぶった切りました。

石破執行部はマスゴミの論調に媚びつつ、
若者を省みるよりも高齢層から票を集めればいいという政策に走り、
元々自民に投票しない層から票を取ってこようとしました。

結果は大量の票の流出となり、
これが大敗の原因となったと言って良いでしょう。

これで小泉進次郎は責任を取って辞任したものの
石破と森山は居座り宣言。

居座ったところで選挙に勝てる戦略が何も見えません。

高齢オールドメディア依存層なんて
どうやったってまず自民党に投票しない層ですよ。

党内で粛正を行う事で党内に分断を作り出し、
自民党員と自民党支持層の票を捨てて
そんなところを狙って勝てるわけがありません。

負けるべくして負けたのです。

勝敗ラインを大きく下回った以上、
新たな総裁を決めて党を立てなおすしかありません。

それに、総裁選で勝つために
同じ党の所属議員を恫喝したり、騙したりまでしたのです。

どうやったって岸破執行部がそのまま居座るのは
所属議員も党員も納得しません。

岸破執行部は居座りを続けるために
国民民主党を連立に引き入れようと画策しています。

ですが国民民主党は
「自民に入れるの嫌だ、でも立民にも入れたくない」
そういうところから票がかなり流れ込んできていたことを理解しているでしょう。

ですので連立による政権入りを否定し、
政策ごとに交渉するという姿勢を見せています。

ブログ主もこれで良いと考えます。

石破内閣がこれまで示してきた
アベノミクス否定を実現させるための
緊縮増税路線に出ようとしても、
キャスティングボートを握る国民民主党が賛成しないでしょう。

日経平均が落ちず若干上がるような動きを見せているのは
アベノミクス否定路線を取れそうになく、
場合によっては高市らが巻き返すとの読みがあるように思います。

脳梗塞からの回復が思わしくない菅義偉元総理の姿が表に出てしまったことも
岸破政権にはマイナスでしょう。

菅義偉の威光を悪用して高市に投票しないように工作して回った
武田良太が落選し、二階俊博の世襲息子も完全落選しました。

菅派、二階派はボロボロですから
総裁選の時のような動きを取る力は無いでしょう。

西村、高市、萩生田、麻生、茂木、世耕らはしっかり当選していて
岸破派が多数派工作をしようにも
騙し討ちまでやっていたことで協力は得られないでしょう。

なにより非公認にした萩生田や西村らに
自民党の数を増やすために復党を依頼したとしても
執行部辞任を条件に出される事になりかねません。

岸破がどこまで粘ろうとするのか、
どのみち次の国会を開く前に一度総辞職しなければなりません。

首班指名を無事に乗り切れるようにするためには
自分達が総裁選で恫喝したり騙し討ちにした議員達にも協力を得なければなりません。

まずは党内を土下座して回ることが石破と森山にできるのか?
半年後の参院選に勝てるプランをハッキリ示して説得できるのか。
そのあたりからだと思います。

コメント

  1. 総裁選で党員票2位だった石破ですが、今もう一度フル総裁選をやれば党員票はガタ減りするでしょう。総裁選で言っていたことをほぼひっくり返し、騙し討ちで味方を撃つ反党行為までやった挙げ句総選挙で大敗した石破茂を地元の鳥取以外は見放すでしょうし「ヒラ時代に地方の会合で、中央から来た官僚や役付の党員、大臣はさっさと帰るのに最後まで着座し頭を下げて帰っていった」事への義理は「今回の投票分と選挙での裏切りでチャラだ」と思ってる自民党員も多いと思います。
    案外それが分かってるからしがみついてるのでしょうし、岸田・石破・森山の「悪の枢軸」は今後国民の支持を得られることは永遠にないでしょう。

  2. >石破執行部はマスゴミの論調に媚びつつ、
    若者を省みるよりも高齢層から票を集めればいいという政策に走り、

    実際、出口調査なんかだと20代~30代の自民支持は他の世代よりかなり少ないんですよね・・・
    出口調査なんてあてにはなりませんけど

  3. 総裁選5回目の挑戦で初めての勝利って地上波(特に日本テレビあたり)が好きそうな安っぽい感動話で石破アゲをしておいて選挙中は裏金ガーで叩く
    苦節◯年で紅白初出場みたいな話じゃないんだからさ
    裏金なんか終わった話で済ませばいいのにワイドショーを気にして非公認にする石破もダメでしょう
    その割には正装の着こなしが酷いのだけど
    裏金なんて言われたら「日テレは募金横領してましたよね?」くらいの返しすればいいのよ

  4. >ブログ主もこれで良いと考えます。

    そうだね。その方が無駄に連立組むより政策協議に力が入るし、睨み(内閣不信任)も効きやすいと思う。

    後はゲルがさっさとHARAKIRIして、玉木んはプラプラしなければ、なんだけど。

  5. 国民・維新が国会の首班指名投票で自党の党首にしか投票しないことがほぼ確定で、石破は一旦は首班指名されますが、その直後に内閣不信任案が提出されて、今度は賛成多数で不信任となり、総辞職か再解散の選択を迫られることになりそうですね。

    まあ、こんな短期間に再解散は常識的には打てませんから(石破なら有り得る??)ここは内閣総辞職(=クビ)で両院総会で自民党総裁選びをやり直す方向か?

    その間にアメリカ大統領選挙の投票日がきますから、ここで順当にトランプ当選なら(おそらく民主党の不正行為の横行によりかなりの混乱が予想されるけど)、米民主党の傀儡の岸田・石破はタイミングよく用済みの決断が自民党議員の多数派に共有されると良いのですが。
    (麻生氏が8月にトランプと接触してるので、ここで安倍路線の継承者として高市氏擁立ができるかどうか)

  6.  興味深く拝読しました。

     石破は、選挙前に票読みしていた・・・んだろうか?と思いました。「反石破で国民に票は逃げるだろうけど、国民と連立組めば、ま、やれるだろ・・・」くらいのどんぶり勘定・勝負勘だったんでしょうか。
     その程度の勝負勘だとすると、参院選はもとより、この先の癖の強い外国との外交も思いやられます。

     敗戦の理由は「反石破」であって、「裏金」という無責任なマスコミ分析に乗っかって行くんだろうな。

     石破は、総裁選前後・衆院選前後で発言が異なるという印象が広まっていますね。自分が設定した勝敗ラインを下回ったんだからやめなければいけないというのは「慣例」でしょうけど、それでも居座るのなら、何より「信用」が落ちますね。

     このタイミングで、災害や紛争が起きなければいいのですが。

  7. 石破くんは決して裏切り行為だとか、背中撃ちだとか、思っていないのだろうなと。
    今回の選挙結果も反省すべきは過去の悪しき自民党であって、頭を下げるべきなのは落選した候補たちだとでも考えていそうだ。
    参院選までの立て直しは党内クーデターでもなければ無理ちゃいますかね。

  8. 一度、裏切った人間は次も裏切ります。
    それを見抜けなかった自民党議員も大概ですしね。
    落選やら裏切りやらやり放題の政権の末路は寂しいでしょうね

  9. 「石破が持ち上げられてきた」前にもコメントしましたが、彼は「持ち上げて落とす」マスゴミの性癖を理解できない故に失策を重ねました。マスゴミにとっては旧清和会系議員の排除が粗方成功した時点で石破首相は「用済み」だったのでしょう。その途端に手のひら返しの石破叩きですから。

  10. 茶請けさんの論に若干補足的な意見ですが
    議員がマスゴミ世論を鵜呑みにしたというより
    リアルに選挙区でブーたれる人とかの言葉の方が効いたのでは?と思います。
    その人たちこそ、マスゴミ鵜呑みでしょうからね。
    (ネットなど何処の馬の骨かもわからない、という認識でしょうし
     小坪慎也議員によれば「ネットとリアルの乖離」だそうですけど
     リアルに事を進めるのにリアルな障害が付き物ですしね。
     事の善悪は兎も角「数〜支持」を集めなければ何も出来ない政治の世界です。
     それが叶わず己の力不足を「数の横暴」と喚く「和夫の横暴」もありますし
     有権者が鼻を摘みながら糞に手を突っ込むのと同様に
     議員も苦心する部分もあるのでしょう。勿論そうでない人も。)
    しかも投票する気もないのに陳情に来て圧力をかけるとか。
    事務局とか押しかけたり電凸したりして?
    国会議員ならずとも地方自治体議員などへも然りでしょうしね。
    さらに
    岸破の地元中国(地方)なら、尚更その傾向にあるのではないでしょうか。
    寧ろ議員側から吹聴していても不思議はないですしね。
    「自分はロマンス、悪いのは清和会」とか。

    玉木ん・・・イマイチ信用出来ませんけど…
    鼻面に人参ぶら下げられれば、ホイホイしそうな気がします。
    表向きは、なんとでも言うでしょうけど。
    何を言っているかより、何をしてきたかに重きを置けば自ずと・・・
    それでも期待しなければいけないほど異常な状況という事でしょうけども。

    石破か
    これまでの歴代総理(悪夢の政権含む)と
    少し(でもないですが)別の異質な性質だと認識しておくべきかと
    思います。
    北との関係(あてがわれた、関生、パヨク集会出席等々)からすると
    その名の通り「石」のように硬かった自民政権を「破」壊する目的に
    重きを置いていたが為の、
    離党も新党立ち上げもせず、国民の信も問わず
    党に居座り続けた挙句、まんまと総理の椅子を手に入れたら
    絶対に責任を取る気もなく手放さない、その姿勢が異様に感じます。

    そういえば
    今回、やたら自動音声の「世論調査センター」?なる電話が
    下手すると1日2回くらいアンケートかかってきてましたね。
    マスゴミアンケが疑惑だらけで、より情報が欲しいのか
    ナニカ別の意図があるのか、単に怪しい代物なのか否か分かりませんが。

  11. また書き忘れてしまいました。
    北朝鮮って、完全に実戦モードで経験積ます目的で派兵してますよね。
    もはや訓練の域を超えてます。
    昼にたまたまテレビチラ見したら
    石破かが映って、北のミサイルに関して囲み会見してましたが
    全く危機感も無ければ抗議の石、もとい意思さえ感じない他人事のように
    あのいつものヌメヌメ口調でキムチ悪かったです。
    「自分は撃たれないニダ」と思ってるのでしょうかね。
    「撃つ側」だからか。

  12. 勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし

    染み染み噛み締めております。

    さて、総裁選であれ程裏切りの連鎖、味方撃ちをやった岸田ー石破ライン。
    今度は首相指名で土下座して回らないといけませんが
    その後に控えてるのは不信任。

    土下座の連鎖ですね笑

    負けに不思議…イヤ、これ以上言うまい

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