能力も経験もなくて若さだけが売りだったのに

政治


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立憲民主党の代表選挙で野田佳彦(67)が代表に選ばれました。

自民党代表選挙で以下の3人以外が代表になると自民党総裁の方が若いことになります。

上川陽子(71)
加藤勝信(68)
茂木敏光(68)
石破茂(67)

チクショウ4人だ!

昔の民主党は候補者が自民党より若いということだけが売りでしたが、
2010年の参議院選挙あたりから民主党の方が高齢化する傾向が出始め
左翼病にかかっているためか高齢化が止まらないように思います。

これはブログ主の独断と偏見でしかないのですが、
たとえばマスゴミや赤デミー界隈が左翼汚染がひどいところですが、
あの手の人達って椅子にしがみついて後進に道を譲る事をしないどころか、
椅子にしがみつき続けるために後進に機会を与えない傾向が強いと思います。

結果、メチャクチャ高齢化が進むわけで、
テレビに出ている左翼評論家、左翼学者、
いつまでもだいたい同じ顔ぶれではないでしょうか?

話に頭がついて行けなくてとりあえず怒鳴ってみるT原総一朗とかいうのもいらっしゃいますし。

立憲民主党も民主党時代からそうした傾向がありました。

民主党時代から国会審議は予算委員会以外興味が無い議員ばかりでした。

これは予算委員会はテレビ中継が入るため
大臣などに難癖を付けてドヤるという
テレビ向けパフォーマンスを行って
これを自身の選挙のための活動にしていました。

そして先輩議員が後輩議員にこの
「選挙のための国会質問」
の時間をほとんど譲りません。
こうした事情があるため、
国会の審議時間の7割以上を持っていっても
なぜか立憲民主党はいつも同じ人ばかりが質問に立っています。

自民党に比べたら圧倒的に多くの質問時間を
自民党より少ない人数で回しているはずなのに
質問に立つ人がいつも同じ人ばかりのため
どうしたって若手には選挙向けアピールに予算委員会を悪用する機会が回ってきません。

そこで吉田晴美議員は今回の立憲民主党の代表選挙に記念立候補をして
地震の選挙対策、宣伝に利用した形でしょう。

・日頃から勉強しない
・不勉強が過ぎて政策議論などで存在感を出せない
・不勉強を続けすぎて今さら改善できない

そんな状況ですから先輩議員という立場を最大限に悪用して
後輩議員に与えるべき機会も自分の選挙対策に使ってしまうのでしょう。

社会党時代からそうした無能議員をマスゴミが守り続けてきてしまったので
なおさら党内で世代交代が進まずそのまま高齢化していくのだろうと思います。

立憲民主党の相方の日本共産党に至っては
党中央が権力を握り続けて手放さないようにと
20年以上も同じ人がトップに居座り続け、
意見をする者を問答無用で除名追放することで権力を守ってきました。

そして民主主義的手続きを経ることなく、
田村智子を委員長に指名し、
自身はずっと院政を敷いてきた不破哲三に変わって日本共産党中央委員会議長に就任。

結局、志位和夫が実権を握って田村智子を表のトップに据えた形です。

マスゴミが公平公正な報道に徹していたのなら
野田佳彦に限らず今の立憲民主党の幹部共は議員を続けていられなかったでしょう。

本来ならそうして無能が排除されていって
少しずつマシなのに入れ替えていくのが民主主義の理想系です。

その理想をマスゴミが全力の偏向報道で腐らせてきたと言っていいと思います。

さて、古い民主党の象徴と言って良い
ミスター増税、口だけ保守の野田佳彦が立憲民主党の代表になったわけですが、
野田佳彦は9月22日の集英社オンラインのインタビュー記事で
「もう立憲共産党と呼ばせない。中道、そしてやや右寄りのゾーンを取り込む」
と主張しています。

これは元々民主党のやっていた事でした。

民主党は主流派はあくまでも旧社会党。
そこに自民党の金丸派系議員。

いずれも主に北朝鮮に阿る議員達が集まったのが民主党でした。

旧社会党色を隠すために松下政経塾上がりをバンバンテレビに露出させていました。

これは民主党が政権を取るまでの間、
マスゴミの全力の偏向報道があったからうまくいきました。

ですが立憲民主党は違います。

立憲民主党は結成時~枝野代表時代を通じて、
意図したものか単に枝野ら主流派(極左系)の性格の悪さからくるものかは別として。
より極左側への純化政策が取られてきました。

泉健太ら希望の党からの再合流組や
国民民主党として別の党となることを選んだ人達に対して、
枝野幸男ら党内左派は露骨にイジメを行ってきました。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長なんて、
野党共闘とか言いながら選挙の際に対立候補を擁立され、
立民の幹部達が代わる代わる選挙区入りして潰しにかかるなんてことも行われました。

今回、野田佳彦は小沢一郎に支えられて党代表選に勝った形です。

野党共闘として共産党との共闘を重視している
小沢一郎が大きな影響力を持っている形です。

先の都知事選でも共産党と一緒に蓮舫の応援演説をしていましたし、
今のところ共産党との共闘を辞める理由はないでしょう。

かつての民主党時代のように左翼ではないと思わせることで
ふんわりした真ん中やちょい右などからの票を集める
20年前と同じ手口が通用するとは思えません。

野田佳彦はその手口で政権を取ったと考えているので
同じ手口で「私は保守だ」と言い張れば保守になれると思っているのかもしれません。

蓮舫が民進党代表になった時に
幹事長としてろくに仕事をせず、
悪口を繰り返すだけの蓮舫を路線を放置して
民進党の支持率崩壊の原因を作っています。

野田佳彦は柔軟性がないので
おそらく「裏金議員がー!」「世襲がー!」
と、泉健太とほとんど変わらない路線になると予想します。

というか消費税増税の主犯の野田佳彦が前面に出る事で
悪夢の民主党政権を思い出させてしまうので
党勢回復とはとても思えませんが、
ここのところ維新の会が転けまくっているので
立憲民主党は野党第一党を維持して
野田佳彦代表体制がしばらく続くのではないかと予想します。

警戒しなければならないのは
野田佳彦は「身を切る改革」論者であるということです。

議員定数削減など、
「より官僚主導を強化する」ために財務省が進めようとしている話を
また繰り返してくるだろうことです。

これに対して自民の代表が小泉進次郞あたりだと
そのまま乗っかってしまいかねない可能性があります。

現状で議員は足りていません。
現状では各議員が委員会を掛け持ちしなければ回らない状況です。

特に小泉進次郞は法案提出0件など、
15年間の議員生活で国会議員としての実績が非常に薄いですから、
各委員が掛け持ちで業務過多になっているのを
身を切る改革なんて言葉で押し切られかねません。

ただでさえ議員の頭数が足りていないのに
小沢一郎のように全く審議に出て来ない
国会議員としては全く仕事をしていないのもいるので
なおさら回っていません。

ブログ主はむしろ国会議員は増やすべきだと思っています。

立民のようにサボるのが目的の議員は別として、です。

8月にマスゴミが米不足を煽った事で
一部の老人達が開店前からスーパーなどに並んで
米を買い占める事で米不足が拡大させられるという事態がありました。

オイルショックの時にトイレットペーパーを買い占めた現役世代が
のちにコロナでトイレットペーパーやマスクを買い占め、
今度はテレビに煽られるままにお米を買い占めた形でしょう。

転売ヤーなどもいたでしょうが、
8月の米の購入量は昨年比の1.5倍と報告されています。

【「コメ騒動」農政に転換迫る 8月購入量1.5倍・価格4割高】
(2024/9/2 日経新聞)

つまり煽られて過剰に買い込まれた事が一時的な米不足の原因です。

テレビを鵜呑みにし、相も変わらずテレビに騙され続ける層がそれだけ
少なくない数いるということの証左だと思います。

テレビ情弱層はまだまだ多く居るわけで、
これらがマスゴミのダブスタ報道を鵜呑みにして
立民に投票しやすい層だと考えておいたほうが良いと思います。

立憲共産党が野党第一党を維持し、
国会でまともな政策議論ができない集団が国会審議を仕切るのが
まだしばらくは続きそうです。

そうそう、予想される野田佳彦の自民攻撃手法についても並べておきます。

世襲がー!
→小沢一郎を批判してるのか!?

裏金がー!
→小沢一郎を批判してるのか!?

立憲共産党と呼ばせない
(共産党との共闘否定?)
→小沢一郎を批判してるのか!?

身を切る改革がー!
→その身を切る改革のために議員報酬の一部返納を国会決議したら
 立民は1円も返納しなかったじゃねーか!

etc

全部ブーメランでしょうね。

コメント

  1. 今晩は。
    今回は立憲民主党代表選挙の結果を受けてのエントリーでしたが、野田佳彦さんは政権から転落させた主犯なのに、何故か野田さんに期待をする人もいるそうです。
    ドMなのでしょうか?
    まあ、失望する人も一定数いるみたいですね(笑)。
    今のところマスコミは野田さんを老獪な強者扱いしていますが、ちょっと違うと思います。
    問題は自由民主党総裁が誰になるかでしょうね。
    上記の4候補は頼りない人達ばかりですし、小石河(1人上記の4候補の中に入っていますが)でもこの厳しい状況を乗りきれないと思います。
    まあ、ハードルを上げたのは、他でもない岸田文雄総理なのですが…。
    高市早苗さんに期待する声もあり、一定の固定層からの強い支持は得られているものの「安倍路線への回帰」、「モノを言う戦う政治家」というのを嫌う微温湯系の政治家や党員が彼女を嫌う傾向にあり、それにマスコミが便乗をして高市さんを叩いているのが現状です。
    あと高市さんを支持する岩盤保守層の依怙地っぷりにも問題がありますね。
    そこが解決出来れば、高市さんの総裁就任及び総理就任は実現出来ると思います。
    最後に選挙とは単なる人気投票ではなく、これまでの実力や実績を加味して、誰に重要な職を任せられるかを決める事です。
    マスコミの口車に乗る事は、大変危険だと認知しておくべきでしょう。

    • nanashi 様

      「熱し易く、冷めやすい」一定数の方々に、「また、自民にお灸作戦」何では。
      魔のミンス政権を経験しましたので、そうは問屋が卸さないと考えたい。
      歴史にIFは有りませんが、1F事故時の政権与党が自民であったなら「温間停止成功」もあったかも・・・・・個人の妄想ではありますが

  2. 立憲の党首こそ「誰がなっても同じ(政権担当能力皆無)」なのですが、異党内的には組織の先鋭化と高齢化と無能化が加速度的に進むでしょうね。ところで米不足が解消されつつあるのはいいのですが、前年比5割以上の価格高騰はどうにかならないものでしょうか。

  3. >チクショウ4人だ!
    (;´Д`)笑笑笑・・・

    >民主党の方が高齢化する傾向が出始め
    これは図星ですね!…奴らに気づかれたくないのですが。(笑)
    ブログ主が常々言われている民主主義は時間が掛かるってやつなのだろうとおもいますけど…

    >ブログ主はむしろ国会議員は増やすべき
    このところ災害続きですが、
    例えば都道府県を跨った大きな動きに各知事の発令を必要とするとかおかしいと思いますね。何でもかんでも地方への権限移譲なんて名目を並べてた議員が結構いますけど、間違いだと思います。既に行き過ぎていてクズ野郎と評判の玉城デニーみたいな事が起きていますし…
    国として国土強靭化という意味でも国政で担当するべき動きに必要な議員は少ないと思いますね。
    逆に地方の無駄な議員は減らしても良いと思います。
    それに少し話が逸れますが一票の格差という出鱈目も無くすべきでしょう。都道府県単位で国会議員が数人とかおかしいとしか思えませんね。

    >8月にマスゴミが米不足を煽った
    >煽られて過剰に買い込まれた事が一時的な米不足の原因
    農水省のデータを見ても小売りの流通だけが品不足だったというだけの話なのは明らかです。今時は年間の予想で仕入れ量は管理されていますから、馬鹿のせいで馬鹿が騒いでいただけですね。

    まあ、中国の国際テロ犯罪と言っても過言じゃないの新型コロナでのマスクや、トイレットペーパー不足と同じ層のバカ騒ぎと同じですね。

    いやぁ~…安部さんのマスクはほんと凄かったよね!教科書に乗せるべきだよ!

    >そうそう、予想される野田佳彦の自民攻撃手法についても並べておきます。
    (;´Д`)・・・・
    直球怒ストライクで草!w

    珊瑚は大切に!ぱよぱよち~ん!

  4. いつも勉強させてもらっています

    確かに議員が多ければ、対官僚で監視の目が増えて官僚側が“うかつなマネは出来ない“と思う様ですが…

    こと国会議員は、憲法改正の発議要件『衆参両院で各々2/3以上の賛成』を考えると“減らした方が良いのでは?“と思う様になりました

    チカラ技である“憲法停止“の閣議決定とか、まずありえませんから

  5. いつも更新お疲れ様です。

    >チクショウ4人だ!
    変形パターンですねw
    この4人のなかだと自民党から抜けたり出戻ったりしていた人、所管の組織での事故にも真相究明よりマスゴミ迎合を優先した人、経済を破綻させそうな主張している人は論外だと思いますよ。

    >椅子にしがみつき続けるために後進に機会を与えない傾向が強いと思います。
    ずっと同じ人が同じことを言ってる印象ですね。特定の人物が悪目立ちしてるだけかもしれませんが。

    >おそらく「裏金議員がー!」「世襲がー!」
    言ってましたね…
    マスゴミを疑うことを知らない思考方法がとても素直な人達に向けてアピールしているんでしょうね。

    >というか消費税増税の主犯の野田佳彦が前面に出る事で
    >悪夢の民主党政権を思い出させてしまうので
    >党勢回復とはとても思えませんが、
    消費税増税の野田佳彦、悪夢の民主党政権を引き継いだ(そして終わらせたw)野田佳彦ですからね。よくこんなの担ぐなあ、と思いますが。

    >全部ブーメランでしょうね。
    党にブーメランの種は尽きまじ…

  6. 露骨な選挙違反をして告発された梅谷議員は未だに地元検察の捜査を受けた様子はありませんが、検察は何に忖度しているのやら。そして身内の不祥事を無かった事にする立憲には決して政権を渡してはなりませんね。何とかに刃物はもうこりごりですから。

  7. 早速、立件内部で内ゲバやってるみたいですね。
    小川淳也の何がいいのでしょうね?
    泣き付かれ媚び売られると弱い支配欲を擽ぐるからでしょうか。

    「同い年だから」とか意味不明な肯定論言い出しそうな・・・
    石破茂(67)

    支配欲自己顕示欲が強ければ強いほど
    椅子にしがみつき後進に道は絶対譲らない。
    そのくせ他者には「道を譲れ」と上から目線。
    自ら勝ち取る力がないからこそ、でしょうね。

    社会主義と共産主義
    思考は似たり寄ったりなのに決して和しない理由が何となく分かる気がします。

    >ブログ主はむしろ国会議員は増やすべきだと思っています。
    ↑ ここは少々疑問符が付いてしまいますね。
    地方では議員のなり手、候補者すら出ない所があるくらいなので
    「金目」でろくに政治も分からない人とかが
    背後の担ぎ手に乗せられてやたら増えてしまいそうな悪寒がします。
    現状、それに近いものも散見されますしね。
    妙に極端な方向に走る人も同様に
    中々、マトモに政治の分かる人は出てこないのではないでしょうか。
    寧ろ懸命なら政治に首をツッコンでややこしい事に巻き込まれるより
    安定して生活できる道を選ぶように思います。
    それなら尚更、政治の世界を幼少期から目の当たりにして
    キチンと教育を受けマトモに育った世襲の方がマシに見えますしね。
    ま、育て方次第、でしょうけど。

  8. 書き忘れました

    生前を偲んで 上島竜兵さん
    ギャグコントが見たくなりました。

  9. お疲れ様です

    野田代表が党人事を発表しました。いろいろ突っ込みたいですが、おそらく茶請け様が、何かしら取り上げてくださるだろうと思いますのでお待ちしております。

    国会議員定数は私も以前から増やすべき、と考えています。「一票の格差」などと騒ぎますが、そもそも「小選挙区制」が問題ありなんじゃないでしょうか。
    小選挙区である限り、格差解消のためには選挙区をいじるしかないわけですが、地元にしたらたまったもんじゃありません。さっさと中選挙区制に戻して議員を増やす方向に行ってほしいと思っております。

    珊瑚は大切に

  10. こんにちは(_ _)

    ウチも議員定数については増やすべき、とは考えますが『小選挙区比例代表併用制』をやめない限りクズ議員を排除出来ないと思います。

    この制度で選挙やってきて数十年経ちましたが、何度となくやってきて分かった事は

    組織票が絶対的に強い選挙制度

    であると言えると思います。選挙区で落としても結局は持っている組織票で比例復活当選ができてしまうのですから、一体誰の為の選挙制度なの?ってなってしまいます。

    その上マスゴミの偏向報道攻撃をより受けやすい状況を作っており、これが政治家が弱くなった原因にもなります。特段安倍さんが暗殺されて以降、連中の攻撃は箍が外れた(元から無い?)の様に凄まじく自民党は防戦一方で、こんなんではC国に対して強くいけないのも明々白々です。

    これであれば中選挙区制度の方がまだマシだった

    よく『平成の政治改革』という触れ込みで色々やってきましたが、結果をみれば

    平成の政治改革→平成の政治改悪

    と直すのが適切でしょうね

  11. > チクショウ4人だ!
    .油断してました。

    > 椅子にしがみつき続けるために後進に機会を与えない傾向が強いと思います。
    .自己保身のためにしか生きてこなかったから手放した後がこわいのかもしれません。

    > 「私は保守だ」と言い張れば保守になれると思っているのかもしれません。
    .イッパイ言ったら言葉だけ跳ねるみたいな謎信仰ですか。

    > ブログ主はむしろ国会議員は増やすべきだと思っています。
    .シビレますた。仰る通りかと、そして立法府を機能させるために議員の質を上げる必要があり、そのためには、暴走メディアの空騒ぎを国民がより嗜める環境も要請されるのかもしれません。

    毎日の学べる更新をありがとうございます。

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