特大ブーメラン直撃

昨日、11月20日の
参議院・国家安全保障に関する特別委員会より。
民主党の福山哲郎が秘密保護法に対して噛みついていたのですが、

こちらの動画の32分過ぎから

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福山哲郎
「たとえば今回特定秘密に加わる防衛機密は、なんと！2007年から2011年に3万4000点も廃棄されています。
これね、森大臣、総理も。これね。廃棄のガイドラインとか基準ぐらいは作らなくちゃいけないんじゃないですか？それも我々は法律の中で新たに対案として提出をさせていただきました。このことについてはどう思われますか」

小野寺五典防衛大臣
「あの、事実関係だけお話をしますと、3万4000件の廃棄のうち約3万件は民主党政権下の時代に行われたと承知をしております。
それから私の防衛大臣になりまして今回このような審議を行われておりますので、現在この廃棄については大臣の通達により止めております。」
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直後、ブーメラン直撃に気付いた福山哲郎が
早口になって慌てて話をなんとかしようとしていました。

2007年～2009年8月　4000件　←自民党政権
2009年9月～2011年　3万件　←民主党政権

そりゃ安全保障上の情報を守る方法がないのなら
多少なりとも資料廃棄も出るでしょう。

行政文書というのは必ずそれぞれ一定期間の保存義務があります。
ブログ主が民主党政権の時に開示請求をかけた文書で
作成から1ヶ月ほどしか経っていないものがありましたが、
「申請された時点で処分されており開示不可」
という回答が30日後にやってきたものがありました。

都合が悪いと思ったものはルールを無視して廃棄されていたわけです。

また、議事録についても
2011年4月には閣議または政務三役の会議には
議事録を取らなければならない法律が施行されても
法律を無視して議事録を取らない事を民主党は続けました。
野田佳彦もこれを踏襲し、
会議のメモすらとらせないために事務官などの官僚を退席させて
野田や政務三役だけで勝手に決定していく
というやり方も行われました。

2011年5月25日の衆議院外務委員会にて
小野寺五典議員の質問と民主党の松本剛明外務大臣のやりとりが以下。
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小野寺
「今外務省は、議事録、会議録、これを捨ててるんですよ。私どもが前の鳩山さんとの日米の首脳会談の議事録、メモを要求したら当初は有ったんですが、今では有りませんという答えになりました。会談をやるときにどんな場面であっても通訳は必ずメモを取るんです。30年後に公開すると言っても肝心な物は皆捨ててるんじゃないかと思います。私どもは何度も、質問主意書でも確認をしました。政府の回答は「そのようなもの(会議録はおろか会談内容のメモすら）はありません」というお答えでした。」

松本
「公文書については定められた通り保存し、また定められた通り公開をしております。」

小野寺
「議事録自体を公文書と扱わずに闇から闇へ葬っている。これが今の政権のあり方ですよ。そしてそれを政治主導してるって言うんですよ。通訳ってのは必ずどんな場面でもメモを取るんです。岡田さんのときも前原さんのときもそれを要求したら「公式な文書ではないから公開しない」「そもそも（議事録、メモを）取っていない」という答弁でした。」
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民主党政権を守ることが第一のマスコミは
この深刻な問題を全く取り上げることなくスルーしました。

マスコミは今、秘密保護法で情報が隠蔽されるだのなんだの批判しています。
民主党政権が情報そのものを闇から闇へと葬りまくっていた事実について
国民に知られないように隠していたのがマスコミです。
今のマスコミに秘密保護法に文句を付ける資格は全くありません。

福山哲郎は自分達民主党が情報隠蔽工作を散々やっていた上に
それを与党に責任転嫁しようとしました。
よりによって民主党が資料を次々と闇に葬っている事を国会で指摘した
小野寺五典・現防衛大臣に対して
これをやって見事にブーメランの直撃を受けたわけです。

ついでに秘密保護法の反対の動きで言わなきゃいいのに的な
ツイートを見つけましたのでピックアップしておきます。

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田中龍作 @tanakaryusaku
議員会館なう。 『秘密保護法案』は みんなの党 が賛成に回ったことで、衆院通過の可能性が高くなってきた。 同法案に反対する市民たちが、これから議員事務所にローラーをかける。
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さすがしばき隊と仲良しな自称ジャーナリストなサヨク。
プロ市民まんまのやり方をアピールしてます。

さて、在日に対するデモに対抗している
という名目のレイシストしばき隊ですが、
中山成彬の国会質疑を周知するデモのデモ隊に車で突っ込んだりと
関係の無いところにも平然と異常な行為を繰り返しています。
そのしばき隊のメンバーが山本太郎の
実質スタッフとして同行している事もわかっていますが、
【山本太郎参院議員の辞職求める抗議行動の際に殴り合い　3人逮捕】
11月1日、東京都内で行われた山本太郎参議院議員の辞職を求める抗議行動の際、参加者と対立するグループが殴り合い、あわせて3人が警視庁に逮捕された。
右派系市民団体に所属する冨成一秋容疑者(21)は、11月1日に都内で行われた山本太郎議員の辞職を求める抗議行動に参加したあと、添田充啓容疑者(40)ら2人に、執拗(しつよう)につきまとわれたため、殴り合いとなったとして、3人は17日、傷害の疑いで警視庁に逮捕された。
添田容疑者は、2013年9月に新宿区大久保で行われた右派系市民団体デモの参加者への暴行と脅迫の容疑で、以前にも逮捕されていた。
(2013/11/18　FNNニュース)

いつものようにデモが終わったあとに
ばらけたところをつけ回して暴行を加えたようです。
山本太郎に辞職を求める事がよほど気に入らなかったのでしょう。

以前から当ブログでは在日と反原発デモが密接な関係にあることを指摘していますが、
それを繋いでいるのは「中核派」というキーワードです。

以前当ブログのこちらの記事で触れましたが、
レイシストしばき隊がカンパを募って出した口座、住所が、
赤軍派である重信房子を支援する組織と同じものだったり、
沖縄返還協定阻止のためにテロ活動を行って殺人まで行った
中核派の事務所となっている部屋と全く同じ住所でした。

赤軍派、中核派、在日というのがここで繋がっています。

さて、先日リクエストがありましたので
テレビ朝日のドラえもん募金がやたらと募金を回している相手である
大西健丞についてここで触れておきましょう。

大西健丞はピースウィンズジャパン（以降PWJ)というNGOで
2000年に1億3000万円の使途不明金という問題を起こし
翌年には支援金が盗難されたのに
「職員が私費で埋め合わせる」として警察の捜査を回避するなどしています。
外務省からの補助金を受けていながらずさんな会計が問題でした。

鈴木宗男がアフガンの国際支援会議にこのPWJの出席を拒否したとされ
その後この点を巡って田中真紀子（当時外務大臣）と対立、宗男は離党。
すぐに小泉によって田中真紀子も更迭されました。

鈴木宗男と言えばロシアへの投資を使った利権で知られていますが、
対する田中真紀子は支那と北朝鮮へのずぶずぶの関係があります。
どうもその関係から宗男にPWJが遠ざけられたのかもしれません。
しかしながら、すぐに外務省はJPFの方をスポンサードするので
大西は今度はPWJではなくJPF経由で資金が入ってくる形になっていました。

2001年12月11日の参議院決算委員会での質疑より
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谷博之
ＮＧＯの問題についてでありますけれども、ＮＧＯの支援の活動についてであります。

　ここに私は、ちょっとこういうパネルの写真を持ってまいりましたが、これはことしの十一月にアフガンのジャララバードで、日本のジャパン・プラットフォームに参加していないＮＧＯがもう既にこういう食糧支援ということで、こういう形で活動を始めております。（資料を示す）これがその写真なんですけれども、このように政府は十億円のＮＧＯ緊急活動支援無償に今取り組んでおりまして、そのうち五億八千万がこのジャパン・プラットフォームに資金として支出されているというふうに聞いております。

　このアフガニスタンに関するいろんなＮＧＯの動きというのはこれはあることは御承知のとおりでありますが、必ずしもジャパン・プラットフォームにそのＮＧＯがすべて参加しているというわけではないわけですね。そういう中で、残るこの十億のうちの四億二千万というお金をこれから平成十三年度中にどう使うかということだと思うんですが、この使途の目的についてはまだ具体的に決まっていないというような話も聞いておりまして、ぜひそういう意味では、ジャパン・プラットフォームそのものは非常に機動性があり、またいろいろと連携をとっているＮＧＯの総まとめでありますけれども、それ以外のＮＧＯに対してもそういう残った資金をやはり活用させる、こういうことも大事なことではないかと思っておりまして、そこの辺についての御見解をお伺いしたいと思います。

田中真紀子
谷委員の今の御指摘は大変正しいと思います。

　ただし、ジャパン・プラットフォームにつきまして、私も今回イスラマバードで活動ぶりを実際に見てもきましたけれども、大変草の根的にしっかりと根を張って、具体的に非常に建設的な貢献をしているＮＧＯであるということは申し上げられますが、残り四億二千万円につきましては、それ以外の有益な緊急な人道支援をやっているところがたくさんあります。本当にＮＧＯがたくさんあって、よくやっているなと思うところはたくさんありますので、そうしたところの要請に応じまして積極的に有効に活用していきたいというふうに思います。
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NGO用に10億の枠を作りそのうちから5億8000万円をJPFへ支出させていたのです。
しかも残額についてはこの時点で全く他のNGOへ回される予定はありませんでした。

田中真紀子は外務大臣という立場で
資金面で大西健丞を強力に支援していた形です。

PWJが資金不祥事などを起こして問題が指摘されたころに
大西健丞はJPFを設立しています。現在もJPFの代表です。
そしてJPFには当初「アジア太平洋資料センター」が加わっていました。

アジア太平洋資料センターの元共同代表であった井上礼子は
内縁の夫の中川孝志が重信房子に関わる犯人隠避の容疑で逮捕されています。
（アジア太平洋資料センターも警視庁公安部に捜索を受けているとのこと）
この井上礼子を社民党はかつて公認候補として内定させていましたが、
旦那の逮捕の件があって頓挫しました。

社会党は朝鮮労働党と友党としてやっていました。
社民党になった今でも朝鮮労働党とは友党関係のままです。
北朝鮮の工作員であるシンガンスの釈放嘆願署名を
社民連と社会党の連中が中心となってやっていたことは
よく知られているかと思います。

かつて大西健丞は朝日新聞の本田雅和や社会党の土井たか子らと
井上礼子を司会にして勉強会をやっていたりしていました。

そして重信房子は日本赤軍の指導者でした。
日本赤軍メンバーは偽造旅券などでも逮捕されていますが、
その偽造旅券の一つがよど号ハイジャックグループによって
北朝鮮に拉致されたとされる石岡亨氏の名義の物でした。
赤軍の活動に北朝鮮が関与していた事の証明と言えるでしょう。

大西を取り巻く人物は皆北朝鮮をキーワードに繋がっているのです。

さらに大西健丞について東日本大震災でも面白い動きがありました。

東日本大震災の時にソフトバンクの孫正義は100億円を寄付するとぶち上げたものの
実はそれを実行していないことが週刊誌にすっぱ抜かれると
100億円のうち60億を日本赤十字や日本ユニセフや被災自治体に。
のこり40億円をソフトバンクが設立した公益法人
「東日本大震災復興支援財団」に寄付しました。

この財団の発足に当たって大西健丞らが加わっていましたが
今はその痕跡は消されており、理事には佐藤大吾が入っています。

この佐藤大吾はNPO法人チャリティー・プラットフォームの代表ですが、
東日本大震災直後のちょっとした情報を並べるとわかりやすいでしょう。

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NPO法人チャリティー・プラットフォーム
「緊急災害支援募金箱」を多数の企業・団体・グループに貸し出して寄付金を集め、それをCIVIC FORCEなどに納金する。
◇ 代表理事：佐藤大吾｜理事：大西健丞
〒107-0062 東京都港区南青山3-8-37 第二宮忠ビル3F

CIVIC FORCE
◇ 代表理事：大西健丞
〒107-0062 東京都港区南青山3-8-37 第二宮忠ビル3F
（※このビルに行けばわかりますがチャリティー・プラットフォームと同じ部屋）

ピースウィンズ・ジャパン
◇ 代表理事：大西健丞
〒107-0062 東京都港区南青山3-8-37 第二宮忠ビル7F
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現在はシビックフォースもPWJも引っ越しており、
またチャリティー・プラットフォームの理事に大西の名前はありませんが
大西自身が次々と団体を立ち上げていますし、
全ての団体に名を連ねる必要は無いのでしょう。

北朝鮮を軸にすると大西の人脈がまとめてうまく繋がるのです。

なお現在はシビックフォースとPWJは引っ越した先で同じビルに入っています。

ちなみにJPFの方もまた引っ越していまして、
現在は大手町にてたまたまNHK大手町分室のお隣に入っています。