まずは立憲民主党の今井雅人議員のステマ疑惑から。

唐突に公明党を応援する自分のポストに対して
自分のアカウントでお礼してしまっています。
裏アカウントとの切り替えに失敗した可能性が最も高そうです。
10月11日のリハック出演時の斉藤鉄夫公明党代表が
自分の不記載問題と公明党が連立解消の理由にしている不記載問題との違いを説明できず、
ただのミスだから違うという苦しい言い訳を連発していました。
これだけでも連立解消の建前に政治と金の話を使ってきただけというのはほぼ確実でしょう。
そのうえでリハックで高橋氏が重要な質問をした際のやり取りを文字起こしします。
――
高橋弘樹:
(斉藤鉄夫が10月6日に国会内で呉江浩駐日中国大使と面会していたことについて)
中国大使さんと話して、このタイミングなんで、
高市さんのこと、どういうふうに評価していましたかとか、どんなこと話したんですかって(視聴者から)質問来てるんですが、
(駐日中国大使と)どんなことを話したんですか?高市総裁に対しては。
斉藤鉄夫:
あ、中国大使について…あのう、たったっ高市さんについて?
高橋弘樹:
ええ、高市さんについて、だからどういう会話をしたか
斉藤鉄夫:
いや…、それは、あーのー、うー、
ちょっと会話の内容については外交問題となりますので
ちょっと控えさせていだきたいと思います。
――
10月6日に駐日中国大使と面会していた事を突っ込まれて
明らかに狼狽していました。
総裁選直後に駐日中国大使と会ってなに話してたのか秘密って……。
外交問題になるってことはそれだけ重要な話をしていたってことですよね、高市総裁について。
せめて表敬だの時候の挨拶だのなにかしら言い訳すればいいのに
そういうのも考え就かず明らかに狼狽してのこの説明。
斉藤鉄夫代表って悪い人じゃないんで腹芸ができない人なんだろうなと思います。
そしてその性格ゆえに痛いところを突かれて狼狽した挙げ句に
「高市総裁について駐日中国大使と話した内容を明らかにしたら外交問題になるから話せない」
って言っちゃったように見えます。
ブログ主が穿ちすぎでしょうか?
いつもは中国大使ら中国側要人との面会があると
公明党HPや公明新聞などで嬉々として記事にする公明党が
今回の10月6日に駐日中国大使と面会したことは全く取り上げていませんでした。
ですので公明党としては隠しておきたかったということでしょう。
テレビや新聞は今回の連立解消で
斉藤鉄夫を番組に読んだりインタビューしたりしまくっていますが、
なぜかこの10月6日に駐日中国大使と面会していたことについてだけは
まったくツッコミを入れていません。
オールドメディアは公明党と中国の動きに対して配慮しているのでしょう。
関連して石破内閣の時は
今不信任案を出したら成立してしまうからと通常国会で不信任を見送り、
参議院選挙に負けても居座る石破内閣に対しても
不信任案提出を否定して石破の居座りを守る形を取ってきた
立憲民主党からのネタ。
立憲民主党は高市が総裁になった途端に
高市が総理になるのをなんとしても阻止しようと
急に首班指名で国民民主党や維新どころか、
共産党、れ新にまで協力を要請し、
挙げ句に参議院選挙の時に全力で嫌がらせをした参政党にも協力を要請するなど、
なりふり構わない姿勢で高市総裁阻止に動いてきました。
この件について立憲民主党の前代表の泉健太がこんなポストをしていました。

――
泉健太 立憲民主党@izmkenta
要請したのは、首班指名での野党候補への投票であって、連立を組む話ではありません。区別しましょう。
――
「連立を組む話ではない、政権を作っていく話ではない」
首班指名で高市総理誕生を阻止することだけが目的だと
立憲民主党の目的をバラしています。
いつもは仕事をしない動かない立民が、
特にその中でも動かない野田佳彦が、
急に慌てて動き出した例が過去に一度ありました。
2012年9月の尖閣購入です。
当時魚釣島など尖閣諸島を東京都が買い取って
調査や構造物設置などを行う話が進んでいました。
(なおこの当時の都知事は石原慎太郎)
これに対して尖閣を自分の物にするために領有を勝手に主張してきた
中国共産党は民主党政権に対して
一つ、人を上陸させない事
二つ、いかなる調査もさせない事
三つ、いかなる建物も作らない事
という三不原則なるものを要求し、
これを日本政府が守るのなら問題が解決するなどと
野田佳彦内閣を揺さぶっていたことが当時の中国メディアでも報じられていました。
2012年8月29日の鳳凰網の記事から機械翻訳したものを引用します。
――
葉千栄:本日夕方、日本の時事通信は北京支局からの報道を報じました。複数の日本外交担当当局者から得た情報によると、中国は日本政府に対し、この問題解決のため「三つのノー」原則を提示する予定とのことです。第一に、島への上陸禁止、第二に、島における資源・環境調査の実施禁止、第三に、島への建造物の建設禁止です。
――
そうして野田佳彦内閣は東京都の購入を阻止するために
国が尖閣を買い上げて日本人を一切近づかせないようにするという選択をしました。
ところが日本政府が購入するということは
内外に日本の土地であることを日本政府が見せつけた形になってしまうことを
民主党政権は考えていなかったようで中共を激怒させました。
これを受けての2012年9月20日のNHKの記事が以下。
――
【尖閣国有化直前 日中のやり取り判明】
玄葉外務大臣が、沖縄県の尖閣諸島の国有化について、先に中国の楊外相と意見を交わした際、「東京都の石原知事による購入を阻む唯一の方法」などという表現も使って、中国側から理解を得ようとしていたことが分かりました。
政府は、今月11日に沖縄県の尖閣諸島を国有化しました。
これに先立つ今月8日、ロシアのウラジオストクで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の夕食会の場で、玄葉外務大臣は、中国の楊外相と短時間、ことばを交わしました。
政府関係者によりますと、この中で玄葉大臣は「自分は日中関係は非常に大事だという考えで対応してきており、そのことだけはくれぐれも誤解のないように理解してほしい」と述べました。
そのうえで尖閣諸島の国有化について、「自分や野中広務元官房長官のように日中関係のことを真剣に考えている人はこの方法しかないと考えている」と、中国との関係が深い政治家の名前を挙げたうえで、「日本政府による島の購入が、東京都の石原知事による購入を阻む唯一の方法だ」とも述べて、中国側の理解を得ようとしていたことが分かりました。
これに対し楊外相は、「いかなる形であれ、中国の領土主権を害する行為を中国政府は受け入れられない。中国は断固たる措置を取る。日本政府によるこのような行為は、一部の日本国民、特に右翼の関心に応えるために行っているものだ」などと繰り返し主張したということで、両者の溝は埋まらなかったということです。
この翌日には、野田総理大臣が中国の胡錦涛国家主席とおよそ15分間ことばを交わし、胡錦涛国家主席が「島の購入は、いかなる形であれ違法かつ無効であり、われわれは強く反対する。野田総理大臣には、大局的な観点から誤った決断をされないようにしていただきたい」と述べたのに対し、野田総理大臣は「尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土であり、われわれはこれを有効に支配している」と述べました。
19日夜、野田総理大臣は尖閣諸島の国有化に抗議する反日デモが中国各地で続いていることについて、「国有化するということを、再三、いろいろなルートを通じて中国側に説明してきた。一定の摩擦は起こるだろうとは考えていたが、想定を超えている」と述べています。
玄葉大臣と楊外相のやり取りからも、日本政府が、尖閣諸島の国有化について、事前に中国側の要人に対して直接説明することで理解を得ようとしたことがうかがえますが、当初の日本側の想定以上に中国側の反発は強いものになりました。
(2012/9/20 NHKニュース)
――
玄葉外務大臣がAPECの場で中共の楊外相と面会し、
「日本政府による島の購入が、東京都の石原知事による購入を阻む唯一の方法だ」
と説明して、
中国側の理解を得ようとしていたと。
要するに野田佳彦内閣、いまの立憲民主党の面々って、
日頃はろくに働かないのに、
中共に言われたら自分達なりに考えて全力でご機嫌を取ろうと動いた過去があるんですよ。
今回の首班指名でのなりふり構わず参政党にまで協力を要請する姿勢も、
中共の動きがあったんじゃないの?
と疑って見てしまうと、
公明党の動きともなぜか符合するんですよね。
公明党は次々回の首班指名では自民党に投票することも否定していませんので
要するに高市さえ阻止できれば連立復帰を考えているってことですし。
そうでなくても今回の立憲民主党の動きが
高市総理誕生を阻止することだけが目的であることを
前代表の泉健太が正直に白状してくれているので
こいつらこそガラスの天井であると言えます。
女性活躍だのフェミニズムだの散々言っておいて、
いざ女性で、しかも世襲ではなくたたき上げの人間が総理になろうとしたら、
それを全力で阻止するためだけに党を挙げて動く。
高市総理誕生を阻止した後のことなんて全く考えていない。
ただただ高市総理誕生を阻止したいだけ。
立憲民主党こそ女性の敵。
この点だけは間違いないでしょう。
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