先の参議院選挙で調子に乗ってしまったんでしょうか?
SNSやこのブログでも好ましからざる輩が湧いているようです。
党のトップがライブで悪口ばかりだから信者達もその受け売りで
悪口ばかり言って悦に入るのを問題と思わないのかもしれません。
口撃ばかり繰り返したところでプラスにならないのですが、
その程度も考えられない程度の人達、
いわゆる限界保守とか言われる人達をある程度集める事に成功した
この点ではこれも一つのビジネスだと思います。
気に入らなきゃ恩人と呼ぶべき人にもペットボトル投げつけるような程度の人の
何が良いのかさっぱり理解ができませんけど。
特に議会に於いては一匹狼みたいにパフォーマンスをしたところで
たいした結果に結びつく事はありません。
他の悪口ばかりを言い続けて相対的に自己の正当化を行うというのは
結局はたいしたことは実現できないのです。
利害関係のこんがらかった糸玉を良い塩梅にほぐして
より多くの人が妥協できる点を見付ける非常に面倒で泥臭くさく地味な作業。
これこそが民主主義政治の真髄です
そうしていかなければ大きなものはなに一つ実現できないものなのですけどね。
敵を作ってばかりでは何も大事は成せません。
さて、学歴詐称で7月いっぱいでやめるとか言っていた伊東市の田久保市長が
しれっと居直りをしていますが、
今さえ良ければとその後を考えずにろくでもない選択をしてしまう人って
自分の事しか考えていないのでしょうが、
それがかえって先の自分の首を絞めるだけになるって事は考えないような気がします。
石破茂とその背後で石破の居座りを使って
党内での権力闘争を続けて来た岸田文雄と岸田派もまた同様でしょう。
石破が居座っているのを良しとして、
その間に引き続き党内の権力を握り続けるために
小泉進次郞を担ごうという魂胆のようです。
【岸田前首相、「ポスト石破」候補の小泉農水相と約30分間会談 コメ政策や党内情勢議論か】
自民党の岸田文雄前首相は8日、小泉進次郎農林水産相と国会内で約30分間会談した。小泉氏が担当するコメ政策のほか、参院選大敗後の党内情勢も議論した可能性がある。小泉氏は昨年の党総裁選で旧岸田派の一部の支援を受けて戦った。
小泉氏は6日に麻生太郎最高顧問とも面会していた。石破茂首相がコメ政策を巡り、事実上の減反(生産調整)から増産への転換を表明する中、党内の首相経験者に理解を求めているとみられる。小泉氏は発信力の高さから「ポスト石破」候補と目されている。
(2025/8/8 産経新聞)
江藤拓大臣の更迭もブログ主はあまり納得いきませんでしたけど、
江藤拓大臣が苦労していたのはバランス調整という観点があったからだと言えます。
しかも総理が丸投げしてなんにも判断してくれない中での孤軍奮闘だったわけですし。
岩屋毅だの村上誠一郎だの自分の反安倍仲間は守るくせに
石破は江藤大臣は全くまもりませんでした。
それでピンチヒッターとして岸破政権が重用してきた小泉進次郞起用。
小泉進次郞は乱暴なやり方で米価の引き下げを実現しましたが、
それによって振り回される農家へのケアは放置で反感を買い、
挙げ句にその乱暴なやりかたに苦言を呈したJAを悪者に見せかけるかのような動きまで取りました。
小泉進次郞の乱暴なやり方も
今回の参議院選挙での敗因にひとつでしょう。
とても総理の器ではありません。
石破が粘って時間稼ぎをしているのをいいことに
こそこそ動き回っている岸田文雄のこの動きを考えると、
自分が党を消滅寸前まで追い詰めている事を受け止めようともしていないのでしょう。
名宰相と評価される安倍晋三への嫉妬を拗らせたのか
自身の「所得主導経済成長」を正しいと言い張って実行してきました。
現役世代の仕事を確保する事を優先した安倍とは反対に
なんでもかんでも財務キャリア主導の政治に引き戻して、
高齢者にバラマキを繰り返し、
負担は片っ端から現役世代に押しつける政策をやって
現役世代にそっぽを向かれた
結局は岸破政権の間にやってきたのは「反安倍」です。
それこそが自民党が現役世代からそっぽを向かれた最大の理由です。
しかしながら「不記載がー」といまだに責任転嫁で現実を見ようとせず、
それどころか尚もおろかな権力闘争を続けようとする姿勢。
こんなのを無条件に支えている岸田派の議員達もちょっとは頭を使って自分で考えろと言いたいです。
そして岸田文雄の所得主導経済成長政策を引き継いでいる石破政権では
【最低賃金引上げに関する目安についての会見】
(2025/8/4 首相官邸HPより)
最低賃金の6%の引き上げを決めました。
過去最大となる数字で全国平均でも63円の引き上げ、
全国平均の最低時給は1,118円となり、
全ての都道府県で最低賃金が1,000円を超えるようにすることを決定しました。
安倍晋三の成長なくして分配なしと
経済成長を優先する姿勢に対して
岸田文雄は「分配なくして成長なし」もまた正しいと主張してきました。
まさにこの「所得主導経済成長」を実践するために
岸田内閣、石破内閣と立て続けに経済対策という手当なしに
大幅に最低賃金を引き上げるという手を使ってきました。
「所得主導経済成長」を掲げて実践した文在寅政権が
見事に韓国経済を失速させる結果を出しているのに、
不勉強な岸破政権はそんなことも調べようとせず
反安倍という観点から実行に移してしまっているように見えます。
経済対策という手当もなく強引な賃上げを行うのは
経済にとって悪手となることすら理解できないのは
彼らの実力の低さの証明にしかなっていないと思います。
そういう姿勢こそが現役世代が自民党に愛想を尽かした理由の一つであるのに。
コメント
裏金問題も大石議員が450万の記載ミスというオウンゴールを決めたにもかかわらずそれを見て見ぬふりをして生かせなかった。
統一教会問題も統一教会とは一般的な付き合い以上の関係はないと党を挙げて反論すれば問題にならなかったはず、また統一教会のニュースが出るたびに関係のない故安倍首相の大写しをインサートすることへの抗議も出来たはず。
このようにマスコミを安倍派粛正に利用したことで衆院選に大敗したのですから岸波の責任以外何物でもありません。
突然ですが、暴力と暴力性について
暴力は言わずもがな。暴力性とは、露骨に暴力を振るうまでには至らずとも、他者への敵意、攻撃性は同質なものと考えています。
例えば、他者に公然と「殺すぞ」と言ったり、「ペットボトルを投げ」つけたりというのは、暴力性の表れそのものです。
民主主義は、暴力による支配を拒否し、茶請け様の仰るとおり面倒な手間暇を受け入れて意志決定を為そうというものです。実に、七面倒くさい。確かに制度に問題を抱えることは事実ですが、暴力から解放される代償でもあります。
暴力性を許容する人もいるでしょうが、所詮は少数です。その少数者が、露骨に暴力性を顕現させていて、どうして、他者の支持を得ることができましょう。
そんなこともわからない人が率いる集団に未来はありません。
このブログの投稿欄でも、ある事実の一端のみで他者を執拗に攻撃し、我知らず優越感に浸る書きぶりを見かけます。これまた同様の体質と感じます。
ここの読者さんの中には、このようなやりとりに辟易し、絡まれるの避けて自らの発言を控えている方もおられるのではないでしょうか。とても残念なことです。
では、その対応の一策は。
投稿欄で、自説を長々と喋り、自己存在感を感じ悦にいる。また、他者を責め立てる。寂しい人生の一端です。
このような屈折した自己満足の防止には、無視。これが一番の対応策でしょう。
暴力性への嫌悪感も和らぐに違いありません。
ここに長々と書かせてもらって、「自己存在感に浸っている」私が言っているのですから説得力がありませんか。
不記載の問題を赤旗にリークしたのも岸田派なのではないかとよく言われていますけど、案外事実なのではないかと思ってしまいますね。
しかし、岸田ってよく「私は安倍元総理の政策(安倍ノミックス)を継承している」なんて発言していますけど、どこかだよとツッコミを入れたくなりますね。安倍元総理の名前を出せば保守層が戻ってくるとでも思ってるのでしょうか本当に愚かです。
しかし、このまま行けば本当に分裂ってあり得るのではないかと危惧しております。
シンジロウですか・・・国民的人気っていうのが、いかに危ういかということを、今回学習しなきゃいけないのに・・・
それに、なんでしたっけ、環境大臣時代の、「ぱっと浮かんだ」発言。総裁就任後では何が浮かぶんでしょうね。