年金記録問題の主犯は自治労

政治


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年金記録問題(主犯は自治労)について
長妻昭がしれっと歴史を書き換えようとしてたので採り上げてツッコミを入れておきたと思います。

――
長妻昭 居場所と出番のある社会@nagatsumaakira
「消えた年金」は、今までに約1600万人の方の年金記録をお戻しし(一人2記録以上戻った方も多数)、取り戻した年金額は2.9兆円(生涯額)に上ります。私たちが大騒ぎしなければ闇に葬られた問題でした。

――

年金記録の多数の欠損については安倍政権も把握していたわけで、
その原因を作ってきたのが民主党の重要な支持基盤の一つである自治労でした。

日本の公務員計労組、
当時の社会党の中心的支持基盤であった
総評系の連中というのは
国の労働のあらゆる現場において
効率化、省力化を進めようとすると
「合理化攻撃」「労働強化に繋がる!」
などとほざいてこれを妨害する活動をくり返してきました。

たとえば郵政においては郵便番号の7桁化とか自動読み取り機の導入とかについて
当時の郵政労組は悉く反対闘争を行っていました。

機械の導入による効率化や制度を改正することによる省力化など、
進められたら自分達の人員整理員に繋がるから絶対にやらせてはならない!
というものでした。

特に年金行政の現場においては
たとえば1974年の厚生年金、国民年金、船員保険の3つの年金手帳の共通化に反対。
75年の年金相談コーナー設置にも反対闘争を行い、
年金行政へのコンピューター導入にも反対。

当然、77年の年金記録のオンライン化にも反対。

こうして年金行政の現場では闘争と称してサボタージュがくり返されるなどしました。

挙げ句にその後に自治労が国に飲ませた条件が
入力作業は1日5000タッチ以内、昼休憩とは別に45分ごとに15分休憩など、
「いかに自治労の連中が仕事をサボるか」
というところを国に認めさせる内容でした。

ブログ主は毎日ブログ記事を書いているわけですが、
キーボードについて5000タッチ以内とか言われたらブログ更新不可能です。
いつも書いている量の半分にも届きません。

そして自治労の連中が合理化反対闘争と主張する
一連のサボタージュによって年金記録には大きな欠損が生まれることになりました。

第一次安倍政権では年金問題を水面下で確認し、
国鉄の分割民営化をモデルに
社会保険庁を解体した上で各地区ごとに何社かに分け、
それそれに業務状況を報告させ比較可能な状態にしつつ、
国鉄民営化の時に行った事と同じように
特に悪質な労組の活動家どもは継続雇用せず切り捨てる形で話を進めていました。

これを察知した自治労は自分達の保身のために安倍政権を潰そうと考えました。

そこで出してきたのが自分達で作って隠してきた年金記録の欠損データなのです。
これを暴露して安倍政権に責任転嫁することでした。

民主党応援団だったマスゴミはこれに全力で共闘。

「消えた年金」などとして徹底的に安倍政権へ責任転嫁するキャンペーンを行いました。

長妻達、民主党とマスゴミが大騒ぎしなかったら、
安倍政権は社会保険庁の解体をきちんと進めることが出来ていたと思います。

残念ながら民主党が政権を取ったことで
年金記録問題の原因を作ってきた自治労の活動家どもを
そのまま年金機構に横滑りさせることを民主党が進めました。

その後の年金記録漏洩などの問題の発生は
民主党に政権を取らせた事による必然だったと思います。

また民主党政権が作って自慢していた
年金記録回復委員会は法的根拠がありませんでした。
大臣通達だけが根拠となっていました。

第二次安倍政権になると2013年に年金記録回復のための特別委員会を設置するための法律を通しました。

法的根拠もなく予算を使い、
年金記録に嘴を突っ込むのでは
問題が発生した場合の責任の所在も曖昧でした。

そこできちんと法的根拠を持った組織でもって年金記録回復作業を行う形にするためでした。

以下、2013年2月7日の衆議院予算委員会より
――
長妻:消えた年金問題を進めていく年金記録回復委員会というのが突如廃止になった。これは、年金記録、一生懸命取り組んで、今現在一千三百万人の方の記録が戻って、一・六兆円のお金が戻って、来年度中には紙台帳全件照合が終了します、皆さんが予算を削らなければ。六億枚の紙台帳、七千九百万人分の紙台帳を発掘しまして、それがもう来年度中に全部終わるということになっております。
 五千万件の中で二千八百万件は判明をしているところで、平成二十二年四月から以降でいうと、一千万円以上年金が戻った方が八百六十七人おられるということで、まだまだ難易度が高いものも残っておりまして、この年金記録回復委員会を突如廃止するというのはどういうことですか。

田村憲久厚労大臣:
これは委員も御記憶あられると思いますが、この委員会が法的根拠のない中でつくられ、またいろいろな問題もあったということでございまして、法的根拠をちゃんとつくるべきだと我々は主張してまいりました。
 そこで、一旦これを改組しまして、法的根拠のある、そのような形で再開をさせていただくということであります。

――

2013年3月7日 衆議院予算委員会より
――
細野豪志(民主党):安倍二次政権が誕生した後に、私どもからすると信じがたいことを行ったからなんです。我々がつくった年金記録回復委員会、これを一月十七日に廃止した。
 総理、これは長妻大臣がつくった組織ですけれども、この年金記録回復委員会というのは、この三年三カ月の間で何回やったか御存じですか。総理、わかりますか。おわかりにならないでしょう。四十回やったんですよ。三年少しで四十回ですからね。月一回以上のペースでやって、十一月にもやっているんです。そして、十一月にやって、次は一月十七日にやろうと決めていたんですよ。一月十七日にやろうと決めていたその会議を、その日に安倍総理はなくしているんですよ。
 消えた年金問題について真面目に対応するつもりがあるならば、当然、そこでしっかりやるという判断をすべきだったのではないですか。これは総理にお伺いします。だめです、だめです、総理にお伺いします。


田村憲久大臣:
大分勘違いがあるようでございますね。
 確かに、そのようなお話で、現行の年金記録回復委員会は、これは一応、一旦閉じます。ただ、そうはいいましても、十二月、一月ともに、実は意見交換会をやっていただいております、月一回ということで。解散をした後もやっていただいたという話なのかもわかりません、ちょっとそこまでは我々確認しておりませんが。
 しかし、いずれにいたしましても、このもとに、もともとはこれは大臣の、長妻大臣がおつくりになられたんですが、伺い定めの中でつくられた、そういう会であります。伺い定めというのは法的根拠がございません。
 ちょうど、もともとは安倍内閣、一次内閣のときに、年金記録問題のいろいろなプランをつくりました、計画を。そしてその後、長妻大臣、政権交代して、それを若干中身を変えられて、この二十五年度、ここで突合をとりあえず終わらせようということで進めてまいりましたよね。
 二十五年度で突合が終わるものでありますから、そこに向けて、いよいよ法的根拠のある委員会にこれを変えて、メンバーは以前の方々も五名ほど入っていただいております、その中で議論をして、しかも、二十五年度以内に報告書も出していただこう、こういうような方向でございますので、よりパワーアップして、法的根拠のもとに委員会を開設するということでございます。

――

と言った感じで、法的根拠になく年金記録に介入する民主党のやり方では不味いので
きちんと法的根拠を持たせて年金記録回復を行う組織を設置する話なのに、
強引に
「自民ガー!年金記録がー!年金記録回復委員会がー!」
と騒ぎ立てて年金記録問題で再び自民党を悪者にしようという煽り方をしていました。

2013年の参議院選挙を意識しての印象操作だったのでしょう。

民主党政権は本当になにをやるにしても素人仕事で
その上で自分達が責任を負ったり、国会で議論される事を回避するために、
大臣伺いだの大臣通達だのを根拠に予算を付け、組織として設置したのです。

こうしたまともな根拠法を持たない組織体、会議体を
民主党政権は大量に作りました。

特に菅直人は総理直轄でこうした組織を30ほど作りましたが、
ほとんどが開催すらされなかったなんて恥ずかしい事実もあります。

おっと、話が逸れました。

年金記録問題というのは民主党の重要支持基盤の一つ、自治労が作り出した問題であり、
自治労がその有害さゆえに社保庁解体で排除されそうになっていることに気付いて
自分達が作って来た年金記録の欠損を暴露して、
マスゴミと一緒に安倍政権に責任をなすりつけた事件なのです。

それでもマスゴミがこうした事実の整理を絶対に行わないようにしているため。

(事実をきちんと整理したら100%立憲民主党とその支持基盤どもが有害だとバレてしまいますからね)

長妻昭は未だに冒頭に紹介したようなデタラメを主張してドヤ顔をし続けているのです。

コメント

  1. 仰る通りです、私の高校時代に友人だった奴が自治労に入ってから人が変わり仲違いしました、あとまだ最初の頃は付き合いがあり、自治労の酷さを聞きました、研修と称する慰安旅行で、地方の旅館や土産物屋を赤字がでるまでダンピングさせるとか、弱者イジメが大好きな組織だと、そいつはいまは、とある地方の市議ですが、無所属と称しながらちゃっかり連合推薦なんですよ、福祉の専門家と称しながら、私の精神障害を罵倒したり果ては誣告までされて、大変でしたが最近の選挙でギリギリ最下位当選、次は必ず落選させます、あと自治労って電話対応がどこのチンピラかよって感じでした、無くなってほしいですね。

  2. おはようございます。

    名主さんって、あの名主さん?
    つい最近、「よもぎねこです♪」さんのブログを荒らしたお方ではありませんか?。

    • >B・シンプルさん
      他所のブログのもめ事を持ち込まないでください。
      荒らしの相手をするのも荒らしですよ

  3. Xの方に更新のお知らせを見かけなかったのでここにコメントします。
    長妻さんは記憶を都合良く書き換えているようですね、尤もこの方に限らず、旧民主党の方はこの属性をお持ちの方が大勢いますけど(笑)

    • 脳内記憶を都合よく書き換えたり「無かった事」にするのはパヨクの性癖ですね。例えそれを指摘されても頑なに自説を曲げないのも「一人エコーチェンバー」から出る気がないからでは?敵認定した相手を「歴史修正主義者」とレッテル貼りするのも無自覚な自己投影故なのでしょう。

  4. ミンス系と自治労
    上層部は兎も角、下層の支持者は理解してるのでしょうかね?
    この構図構造こそ、
    ぱよちんが毎度顔を真っ赤に火病を起こす事案ではないでしょうか。
    知ってて支持してたら大したものですが(嗤)
    おそらく上辺だけの戯言世迷言で見出しと表題だけで
    勝手に脳内処理してアンチ脳だけ働くのでしょうね。
    それを利用する組織や政党なんて
    やはりカルトと同じでしょう。
    連中がマスゴミと一緒に腹の底でほくそ笑む姿が浮かびますね。
    日頃公平公正を謳うくせに
    どのマスゴミも重要な点にツッコミ入れない偏向ぶりも
    益々浮き彫りになりますね。

  5. ブログ主様
    いつも更新お疲れ様です。
    今年は野党とマスゴミの連合軍の悪行があからさまになった1年だったと感慨深く思います。願わくは来年は岸波一派を含めて一掃できると最高なんですが。

    >としくん様
    記憶の書き換えくらいは標準装備でないと野党なんてやってられないのでは?

  6. >旧民主党
    責任逃れの手法だけは手慣れてるようですね。
    誰に倣ったのやら。

    >45分に1回15分の休憩
    学校の授業かな?
    課業時間の25%が休憩て、これって公務員として問題無いんでしょうかね。
    喫煙者でも、もうちょっとタバコを我慢して働いてますよ。

  7. お疲れ様です

    長妻氏はいまだに「ミスター年金」ともてはやされた過去を忘れられないんですね~哀れ( ;∀;)

  8. 今晩は。
    国鉄を腐らせた構図と似ていますね。
    国鉄の場合は公共交通機関であった事から、世間から強い反感を買い、その結果、葛西敬之氏をはじめとした改革派が指導権を握り、当時の中曽根康弘政権によって国鉄は分割民営化に到った訳ですから、年金問題も本来なら同じ道筋で改革をせねばいけませんでした。
    しかし、年金問題は、可視化しづらい問題だった事や労組に支配された旧態依然とした組織であったが故に、外部からメスを入れようとしても既得権益死守の為、激しい抵抗をし、それにマスコミが偏向報道で支援をしたと言えるでしょう。
    仮にマスコミが粛々と事実を報じていたならば、とっくに自治労は解体していたでしょうし、あの悪夢の民主党政権も誕生しなかったと思います。
    マスコミがデカい顔をして世論を牛耳り、世論操作をしている以上、同じ過ちや悲劇が再び起きると思います。
    今がまさにその状態なのですから…。

  9. 自治労と言えば、国労、日教組と並ぶ総評御三家の一角。

    自治労の振る舞いはご指摘のとおりですが、日教組、国労も酷いものです。
    日教組は、共産主義礼賛に走り、教育の質を低下させるばかり。
    「人権を守れ」、「差別・選別はいけない」と言いながら、管理職へは解放同盟と結託しての嫌がらせ、吊し上げ。非組合員には徹底した無視。
    そのくせ、自分の子供はちゃっかり塾や進学校に進ませる。

    国労、働くことを徹底して拒否した組織です。生産性を上げることへの抵抗としてマル生反対,スト権奪還ストなどと常人には理解しがたい戦術を繰り返しました。ここでも管理職への尋常ならざる嫌がらせを繰り返し、追いつめられていのちを絶った駅長、助役も少なくありませんでした。

    そして、今。
    笛を吹かれて踊った連中、特に国労では多くが職を追われました。中曽根政権渾身の反撃の成果でした。
    しかし、しかし・・・
    このような労組員を煽りに煽ったリーダー達は、社会党の議員になり、国会の副議長にまで成りあがり、勲章を授与された厚顔の極致みたいな人間もいます。
    社会党が支持されなくなるのは当然です。しかし、その流れを受け継ぐ連中は、党名を代えながらも延命を続けています。
    社会党は党組織としては風前の灯火ですが、社会党的なものは依然、健在です。気を緩めると彼らは更に繁殖します、油断なりません。

  10. 本日のブログ内容とズレますが
    これも酷い話ですね。
    >『自民「裏金のけじめ」で27日寄付へ 「赤い羽根」中央共同募金会に』
    ↑ まるでみかじめ料か893のショバ代みたいな
    某筋と手打ちの為かと見えてきますね。

  11. >自治労
    頭がいかれた奴等ばかりのアカい系列ですねぇ~…
    兵庫県知事選でアッチ系アカい候補に肩入れしていた大きな勢力の一つが自治労系列だってのもバレてます。
    民主党系列や社民党などの支持基盤に多くの自治労が付いてますね!
    そういうクソの掃き溜めなんですよ…
    そういえば自民系列もアッチ系アカい候補を支持してたよね…
    ブログ主の記事にもある通りアベガー勢力の大きな一つでもありますね。
    ついでに言えば自民系でもそう云うのいっぱいいるって事です。

    >長妻昭がしれっと歴史を書き換えようとしてた
    腐れ外道の長妻らしいクソですねぇ~…
    私の中では原口並みの扱いです。プ

    珊瑚は大切に!ぱよぱよち~ん!

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