外敵を使って火遊びをくり返せば外敵に燃やされる

政治


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与党過半数割れの結果となりました。
個別の選挙区については触れませんが、
火遊びというのは安全が確保できる状態で行わなければなりません。

統一協会騒ぎでの対応、
不記載問題での対応、
あげくに派閥を解散させる意味不明な対応。

どれもこれもマスゴミが煽ったものを
マスゴミがミスリードしている方向へ、
マスゴミが陥れようとする選択よりさらに踏み込んで
想定よりもさらにひどい悪手を選び続けてきたのが岸田文雄でした。

総裁選では党員票1位がマスゴミの評判通りに石破になると予想してか
「党員票1位に投票する」
そう言っておきながら党員票1位の高市ではなく
派閥を動かして石破へ投票させました。

そして自身がバックで権力を握る石破内閣の閣僚人事では徹底した清和会排除。

結局、安倍晋三亡き後の岸田の一連の頭のおかしな行動は
「清和会を潰して派閥抗争を制して自身がキングメーカーとして君臨すること」
このための行動だったのだとはっきりしました。

派閥解散も
「他派閥を解体する」
というところに狙いがあっただけで、
岸田文雄自身は岸田派を偽装解散しただけで
しっかりと派閥として動いています。

参議院選挙を乗り切ったら折を見て復活させるつもりだったのでしょう。

石破はマスゴミが行っている
「次の総理に相応しい人1位」
の常連でした。

長い間その1位の常連であった石破茂が総理。
知名度抜群の小泉進次郎を選挙対策のトップに。

ついでに奈良県知事選でも高市が活躍できないように
妨害に貢献してくれた森山裕を幹事長に。

岸田としては国民的人気がある石破ならご祝儀相場で大勝利し、
ついでに清和会を非公認にすることで粛正を完成させ、
わが世の春を謳歌するつもりだったのでしょう。

「次の総理に相応しい人1位」
はマスゴミの中の人が適当にでっち上げてきただけです。
そこを理解せずオールドメディア依存の情弱から脱却できていませんでした。

マスゴミが垂れ流す
「次の総理に相応しい人1位」
がどの程度のものであるか理解していただくために
ちょっと脱線しておきます。

わかりやすいのが2009年前後です。

当時、小沢一郎は自民党を割って
どうやっても第一党に戻れないようにすることで
民主党政権を作り、かつ民主党が政権から下ろされないで済む状態を作ろうとしていました。

これはかつて細川連立政権を作った頃の小沢一郎が
自民党を割って渡辺美智雄を総理に据えて
闇将軍として居座ろうとした時の考えから変わっていません。
(ちなみに渡辺派の一部がフライング離党。渡辺美智雄は説得されて離党を取りやめました)

マスゴミと小沢一郎は渡辺喜美に目を付けました。

当然のようにマスゴミの次の総理に相応しい人に急浮上する渡辺喜美。

のぼせ上がった渡辺喜美は自民党を割ろうと
大量のマスゴミのカメラを引き連れ、
麻生が官邸に不在であることを確認してから
アポなしで官邸に直訴しに行って守衛に門前払いされるパフォーマンスを実施。

ところが守衛が真面目な方で
「総理は今国会審議に出生されておられます。御用があるのでしたらそちらへ」
と返してしまうなどなんとも閉まらないパフォーマンスになりました。

渡辺喜美は自民党を割ろうと離党しますが、
人望の無さから人が付いてきませんでした。

すると小沢にも見捨てられ、マスゴミも彼を見捨て、
渡辺喜美は江田憲司らとミニ政党を作りました。

民主党が政権を取ると、自民党内では鳩山邦夫が内部から自民党を割って
民主党政権に合流しようという動きを見せました。

民主党には兄がいます。
自民党を割る事を成功させすれば
あとはずっと民主党政権ですから理想的な展開だと思っていたのでしょう。

そこで野党に転落したことへの不満を隠さなかった
舛添要一に目を付けたのでしょう。
即座にマスゴミは舛添要一を
「次の総理に相応しい人1位」
にして煽り始めました。

これで調子に乗った舛添要一は
鳩山マネーもあるのでいけると思っていたのだろうと思います。

しかしながら谷垣禎一が党をまとめ上げて分裂工作を阻止。

鳩山邦夫の離党では付いていくとされていた
岩屋毅、田村憲久、河井克行、古川禎久らは付いていきませんでした。
その一ヶ月後に舛添要一も1人寂しく離党して改革クラブへ入りました。

これがマスゴミの言う「次の総理に相応しい人1位」です。

マスゴミの都合ででっち上げられるもので
おおよそ信用できるものではありません。

ですがオールドメディア依存から脱却できていない岸田はいけると思ったのでしょう。

派閥抗争と権力というところに目が曇っていた岸田は
一手先すら考えられず、
明らかな逆風が吹いている中で
党内融和よりも清和会を粛正してやり返されないようにする
ということを選んで自ら党内不和を作り出しました。

自分が総理になれなかった事から安倍を逆恨みしていた石破も
この考え方に積極的に乗った形でしょう。

それで選挙で大敗しそうだとなって慌てて
「党内一丸となってうんたらかんたら」
と、石破茂に発出させているのですから本当に頭が悪いです。


ですが、マスゴミのミスリードを悪用して
清和会潰しにこれでもかと動いてきた岸田文雄ですから、
報復されかねない不安というのは相当大きくなっていたかもしれません。

それならさらに火遊びを続けるしか考えられなくなってしまうように思います。

統一協会問題は
「多くの人からご意見を賜り、ご支持、ご支援いただくのが政治家だ。
特定の少数団体によって政策が決められているわけではない。」
とでも言ってぶった切ればよかった話です。

なぜか憲法違反にされかねない
「統一協会だけは阿漕な金集めしているからダメ!自民党議員は一切関わってはならない。関わっていた議員は処分する!」
でした。
思想信条の自由もへったくれもありません。
おかげで選挙ボランティアに信者が入り込んでいたなどの話で
マスゴミが徹底的に自民党だけを叩くさらなる燃料にされました。

公称7万人の規模で日本を牛耳ってきたかのようなマスゴミの印象操作通りなら
日本共産党が政権取れてますよ。党員数公称25万人なのですから。

それに公称800万の創価学会や
同じく数百万の組合員を抱える連合を基盤にしている立民らが
ほとんどの議席を取れてないとおかしいですよね。

パーティー券の不記載問題では
安倍晋三元総理にキックバックの不記載をやめさせられたのに
安倍晋三元総理が亡くなった途端に
パーティー券販売のキックバックを不記載にさせる事を再開させるとか
清和会の幹部どもはどう考えても頭の悪いことをやっていました。

せめて不記載復活を決めたうちの1人が責任を取ればよかったんですが、
清和会幹部どもで口裏を合わせてみんなでしらばっくれて乗り切ろうという
最悪の選択肢を選びました。
この点は清和会側に大きな問題があります。

ですが不記載の件は、検察に捜査を受け、訂正を行い、
それが適正であるかチェックを通った人達は司法は嫌疑無しとしました。
適正ではないとなった人達、まともに訂正できない、
つまりはポッケナイナイしちゃったとかの人達は辞職、起訴されています。

ですのえ岸田文雄は
司法による捜査を受け訂正し適正であることを確認されている。
司法によって線引きがなされた事が全てだ。
と、火遊びせずにぶった切っておけば良かった話です。

ですが、火遊びに使いました。
そして火遊びに使う事がマスゴミにとって最高に都合の良い選択肢だったわけです。

モリカケやジャニーズ潰しと同じで、
相手が譲歩したとみて
難癖を付けている側は具体的な法的根拠や証拠を提示せずに
謝罪と賠償の要求をエスカレートさせていくだけなのですから。

だからこそ
「裏金がー!俺たちマスゴミ様の感情が許さない!追加調査と追加処分をおかわりだ!」
と調子に乗ったのです。

ジャニーズはマスゴミのネガキャンに先にジュリーが折れてしまって
裏取りもせずに不必要な謝罪、不必要な賠償を行う事を発表しました。

するとマスゴミらジャニーズを食い物にしようとする連中は
「もっと!もっとだ!もっと謝罪と賠償を!」
と即座におかわりを要求してきました。

モリカケやジャニーズ対応、隣の迷惑半島のたかり外交。
やり方はどれも同じです。

いずれも目の前で見せられてきた話ですよ。

安倍総理は難癖や、法と証拠に基づかない
マスゴミお得意の感情論には譲歩しませんでしたし、
オールドメディアの情報を鵜呑みにして動く事はしませんでした。
それが安倍晋三が選挙に勝ち続け政権を維持できた要因の一つだと思います。

マスゴミは今回の選挙で
「裏金がー!処分が足りない、追加調査と追加処分をしろ!」
と煽って追加処分をさせることに成功しました。

そしてマスゴミは
「裏金問題で選挙に負けたんだ!裏金問題を完全に清算しない限り自民党は浮上できない」
と世論誘導するでしょう。
これは嘘なので乗っかる必要はありません。
オールドメディアは慰安婦問題やジャニーズ潰しと同じく、
エンドレスに処分を、永遠に処分を求め続けるだけだからです。

マスゴミの要求した追加処分は一切の法的根拠のない
マスゴミが煽っているただの感情論です。

選挙においては景気対策とか実生活に直結する政治の話の方を
有権者は意識していた事はNHKなどの世論調査(画像は21日のもの)
でも数字に出ています。


いつまでもオールドメディア依存で流される
これも大きな敗因の一つでしょう。

以前書きましたが、2009年の自民党の下野の大きな原因になった一つは
石破茂らが行った麻生下ろしなどの党内内ゲバです。
あれで自民党支持層からも票が逃げたのです。

今回の選挙でも一連の党内の内ゲバを見える化させてきた岸田と石破。

石破内閣の閣僚人事でもはっきりと清和会排除。

あげく各地の支部から公認要請が出ても無視して清和会非公認。
総裁選では追加処罰しないから石破に投票してと言っておいて
それを信じて投票した菅家や平沢ら複数の議員を追加処分して非公認。
一部は選挙を諦めて不出馬を選択までしています。

結局、最後の最後まで火遊びを続けた岸田の責任は大きいでしょう。

しかもただの火遊びではなく
外敵と言って良いマスゴミが放火した火を使っての火遊びです。

党内の抗争に勝とうとして外敵を利用する行為は
外敵を利する結果に繋がっていくのです。

今回の敗戦で自民党の現執行部全員が引責辞任を迫られるでしょう。

公認を外されて無所属系で当選した人達も
自民党の数を維持するための復党には
選挙に負けた落とし前をつけろと条件を付けることは確実です。

1979年の40日抗争のように
選挙に負けたのに権力を手放したくなくて居座り続ける事を狙うのか。

そうなれば最悪党が割れかねません。
あとは岸田文雄と岸田派次第でしょう。

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コメント

  1. なにがうんざりさせられるって、選挙後も裏金だー裏公認誰がやったと
    追及に終始して政治を停滞させる戦略のみで参議院選に持ち込もうとするのが
    目に見えてるんだわなぁ
    うちの選挙区、三区は立憲が取りましたが、これからも自公政権が続くので
    裏金問題引っ張られて復興遅れかねないことに危惧を感じております。

    能登の人達、これでよかったのか?

    • 復興は確実に遅れるでしょうね。
      政権の枠組みを変えないことには予算一つ通せなくなりましたから。

      小泉進次郎と石破茂が
      司法が違法かそうでないかの線引きを終えて、
      岸田による追加処分まで行った話を
      さらに清和会系に限って非公認という追加追加処分をしたことで
      マスゴミの狙い通りに「不記載問題を選挙の争点にさせる」ように動いた事による自爆が大きいかと。

  2. さて、維新と国民がどう動くのやら。

  3. 石破岸田両名の読みの甘さがあったにせよ、「お灸を据える」と豪語してた改憲派の皆さん、今どんな気分?

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