吉田所長が亡くなられました。
いろいろとマスコミや民主党のバイアスの無いところで徹底的に語ってもらいたかったですが、
それも不可能となってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
当時、菅直人は自分の思い通りにならない事にキレ、
状況を理解せずに海水注入を中止させようとした事が後に発覚。
その時に海水注入を続けたのは吉田所長の判断でした。
吉田所長でなければもっと被害が広がっていたかもしれないでしょうし、
菅直人の政治パフォーマンスが吉田所長を含め
多くの現場の人達の命も削ったと言っても間違いないでしょう。
そんな福一爆破の犯人が吉田所長について死人に口なしとばかりにツイートしています。
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菅 直人 (Naoto Kan) @NaotoKan
今日の読売新聞朝刊の東京版38面に、吉田所長について私の言葉として「ある意味、親友とも言える人だった。」とあるのは「ある意味、戦友とも言える人だった。」の間違い。電話取材の記者が「戦友」を「親友」と聞き間違ったようだ。
菅 直人 (Naoto Kan) 菅 直人 (Naoto Kan) @NaotoKan
事故当初吉田所長が「武器が欲しい」と言っていたのを思い出す。事故発生から数日経ってもバッテリーすら本店から届かず、所員の自家用車からバッテリーを集めて対応していたことを後で知った。当時の東電本店はいかに責任を回避するかしか考えていない様に私の目には写っていた。
菅 直人 (Naoto Kan) 菅 直人 (Naoto Kan) @NaotoKan
今日の朝刊各紙は吉田所長が東電本店からの海水注入停止の指示を無視して継続したことを取り上げている。現場の所長は飛行機でいえば機長であり、最終的判断の権限と責任を持っている。停止しなかった判断は正しい。英断だ。
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吉田所長の海水注入についてのこのツイート。
完璧に他人事で書いてます。
菅直人は市中引き回しの上で韓国に追放すれば良いと思います。
あちらには隠し子もいるようですしね。
https://www.youtube.com/embed/aGQ1jrQP9tY
どこかの候補者の応援演説に長妻が居たようなんですが・・・。
大人気です。
ほら・・・このとおり・・・。
大・・人・・・気
こちらは選挙とは関係ない今年5月3日の海江田メンバーによる
街頭演説の動画ですが、もはやヤジすら来ません。
(演説の内容を聞くと「この恥知らずが!」と怒りたくなるので
「相手を怒らせる何かの呪文を唱えている」と思っておくといいです。)
https://www.youtube.com/embed/49N2Dnqp86s
嫌いの最上級は無関心だということがよくわかる動画です。
これでも去年暮れまでは政権与党だった党の代表です。
ま、枝野みたいに元から誰も近寄ってきちゃくれないのに
何を警戒してるのかえらく厳重な体制で演説やってた例もありますね。
ちなみに小泉進次郞というと
前列のおばちゃん達の目つきが・・・。
7月2日に共産党の志位がBSのプライムニュースに出ていたのですが、
そのときのアナとのやりとりが
局側もなんのバイアスも気にせずツッコミを入れられるためか
割と面白かったので紹介します。
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アナ「消費税増税阻止というのは具体的にどのようにして阻止するのか」
志位「デフレ下での増税はむしろ税収が落ちる事になる。共産党に票を入れて伸ばしてもらえば増税を阻止する力になる」
反町「では日本の財政を考えた場合の財源はどのように?」
志位「富裕層と大企業に応分の負担を求める。今の所得税は1億円くらいを境にそこからはぐーんと下がっていく。」
「山型になってる(1億のところを境に山型になっていると手で示す)」
反町「所得税の税率が(収入が)1億円を越えると下がるんですか?」
志位「所得税はそうなりませんけども、たとえば証券優遇税制とか諸々の優遇税制が、不公平税制があって富裕層は逆に(税率が)下がっちゃう。」
※現政府の判断で証券優遇税制は2013年末で廃止予定です。
反町「富裕層に課税というと資産課税が必要になってくるが、土地とか株とかそういう資産をどう把握するかになってくる。マイナンバー制については賛成なんですか?」
志井「マイナンバー制度導入には反対です」
反町「反対ならどうやって資産を把握するんですか?」
志井「できますよ」
反町「具体的にどうやってですか?」
志井「我々は資産5億円以上富裕税を提案している。いろいろな方法できちんと捕捉できますよ」
反町「なぜマイナンバーはだめなんですか」
志井「マイナンバー制度導入には膨大な個人情報流出の危険性がある」
反町「具体的には情報流出でなにを懸念するのか?」
志井「個人情報が流出したときにマイナスが大きい」
アナ「具体的には」
志位「いろんな形で使われますよね」
・大企業への課税強化について
志位「我々は企業の課税を増やすわけじゃないんですよ。研究開発税制とかそういう様々な優遇があるからそういうのを廃止して課税ベースを広げる。(事で増税する)」
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具体的にはと聞かれると「いろいろ」「いろんな」
これを聞いて納得できた人はすごいです。
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・賃金について
志位「内部留保を従業員の給与に振るようにさせる。それで景気を動かしていく。」
反町「どうやって企業の内部留保を動かさせるんですか」
志位「政府として経済界に命令はできないけども、要請をする。」
反町「強制力がないのにどうやってできるんですか?」
志位「命令よりももっと強い要請を官邸から出すべきだ。」
志位「もう一つは派遣を法律を変えて正社員にさせていくようにしていく」
志位「三つ目は最低賃金を1000円以上にさせる。中小企業には厳しいから(その分を)手当を出す」
反町「国が所得補填をすると聞こえるが」
志位「アメリカではやってる」
反町「今の日本の財政状況で?」
志位「今の日本て使ってる(中小零細への補助)お金は100数十億円。これをもう一桁上げる事は可能だ」
反町「法人税を引き上げたり等では日本の企業が海外に逃げたり、日本への投資が逃げていくのでは?」
志位「経産省の調査では企業の投資を決めるのはその国に需要があるかどうかだ。だから内需を増やせばいい。内需が冷えてるから投資に回らず内部留保にまわる。内需を動かすために内部留保を動かす(命令より強い要請で賃金にはき出させる)」
反町「そのための設備投資減税とかじゃないんですか?」
志位「需要が冷え込んでると減税しても設備投資に回らず内部留保に回る。だから先ほど言ったような要請をかけていく、規制をかけていく」
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志位さんの経済理論がすごすぎますね。
簡単にするとこうなります。
政府「おい、お前らは金持ちだから内部留保を賃金に上乗せしろ。そうしないと景気が良くならない。これは命令じゃないが命令より強い要請だ!」
↓
社員「わーい、内部留保をはき出させて給料が増えたから景気が良くなるぞ!これで金持ちや大企業は設備投資するぞー」
↓
大企業「内部留保を人件費にはき出させられたので景気が良くなるから設備投資します。」
・・・頭痛がしますね。
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・原発について
アナ「視聴者からの意見です。『いきなり原発ゼロは経済に混乱を来しませんか』」
志位「今ほどんど原発が動いていない状態で別に電力不足は起こってません。」
「今原発事故だって収束してない。だから再稼働はできない。できないのなら廃止してしまえばいい。5年から10年で自然エネルギーでこの分を作る。その間足りないのは火力。今の電力会社の原油の買い方が悪いから高くなっているだけ、アメリカの9倍もの価格になってるだから買い方を改めさせればLNGの価格は解決する。」
※米国は石油も天然ガスも産出してます。というか米国がシェールガスを売り出し始めたわけですし。
志位「ドイツはまず原発ゼロの決断をした。その結果7年間で再生可能エネルギーの割合が9%から20%にまであがった。だから日本もまず決断ありきでやれば再生可能エネルギーの普及が進む」
※志位の中ではドイツは7年も前に原発ゼロを決定したことになってるらしい。
反町「ドイツは再生可能エネルギーを増やしましたけど、その結果電気代があまりに上がりすぎたのでこれ以上再生可能エネルギー(買い取り)を増やさないって法律を決めましたよね」
志位、これを聞かされて一瞬口あんぐりしてから
「再生可能エネルギーというのは普及すればするほどコストが下がる。だから初期コストが高くてもいずれ下がっていく」
反町「実際ドイツはそうはなってないんですよ」
志位「ドイツの事情は私詳しくありませんけど、日本の場合は国立環境研究所の試算で原発0でも原発25%でもエネルギーコストは同じと出ています。」
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※民主党政権のときに国立環境研究所が出した試算は
民主党政権の思惑が入りすぎて条件設定がめちゃくちゃです。
『原発0で再生可能エネルギーを増やすほど電気代が上がるから
その分国民は省エネの進んだ家電に買い換え、また省エネを進め、
より全体でのエネルギー消費量が下がっていくという結果になる。
だから料金は原発が0でも25%でも変わらない。』
というめちゃくちゃな理論です。
なにせ2012年4月に国立環境研究所が出した
温室効果ガスに対する試算では
「原発ゼロでも温室効果ガス25%削減ができる」
という民主党のめちゃくちゃな政策を擁護する内容でした。
でもこの時の試算では
原発0の場合で消費者物価指数が1%ののびの場合には
CO2の90年比10~25%削減を実現可能
原発の割合が20%で同条件なら19~33%削減を実現可能
原発の割合が35%の場合で同条件なら25~39%の削減を実現可能。
というもので、
都合のよい数字の部分だけ切り取って
それを政府とマスコミが流したことがわかります。
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志井「だから原発を0にしたら電力料金が上がるというのは神話。上がらない。
再生可能エネルギーは無限にある。枯渇しない。ウランも化石燃料も枯渇するでしょ。だからウランも化石も使うほど値段が上がっていく。未来が無いんですよ。
ところが再生可能エネルギーは普及するほどコストが下がっていく。そして供給が安定するという特徴がある。」
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※この人、反町の指摘が都合が悪いから
無視してデタラメを言ってごまかしてます。
原発ゼロを主張する人達の特徴ですが、
設備コストやら効率やら諸々の条件を無視しています。
風が吹かなかったり、逆に台風が来たりすれば風力発電は止まります。
(風が強すぎる時に回すと壊れる)
夜中や吹雪では太陽光発電はできません。
(昨年12月の北海道電力伊達ソーラー発電所の平均稼働率は6.7%しかない)
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反町「それだと電力の総量、きちんと供給できるのか?原発が無くても足りたと言っている人がいるが、生産調整をしたり、他の企業が動いていない夜中や土日に工場を動かしたりしていた。それが日本経済に重しになっていたという事は感じないのか?」
志位「逆に社会全体が省エネルギー、低エネルギー社会に進む必要があると考える。省エネ低エネに向かうのは良いことだ。それから自然エネルギーが不安定だというが、たしかに風車は風がなければ供給が不安定だが適切な場所にたくさん設置すれば安定する。だから普及が進むほどコストが安くなるだけではなく供給も安定する。いろんな再生可能エネルギーをたくさん普及させればより安定してコストもどんどん下がる」
反町「再生可能エネルギーをどのくらいの割合にするというつもりでそういう話をしているのか?」
志位「できるかぎり。だが、5~10年の間は原発がまかなっていた分を省エネと再生可能エネルギーでまかなう」
反町「エネルギー計画は安全保障のためにもきちんと計画を示さなければならないと僕は思っている。5年後10年後、具体的には決めてないけどできる限り、で産業界を安心させられるのか?」
志位「再生可能エネルギーは大きなビジネスチャンスだ。地域毎にたくさんの発電所を作る事になるから、町おこし村おこしにも繋がる。雇用もだいたい原発の10倍くらいの雇用に繋がると言われている。だからいろんな面でこちらの方が未来がある。」
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原発にくらべて再生可能エネルギーは10倍の人員が必要らしいです。
人件費も立派なコストですが電気料金に含まれるという計算はしないらしいです。
風車も地熱も太陽光も設備の維持、メンテ、更新にもコストがかかることを全く計算に入れてない事がわかります。
そのくせに「原発の10倍の雇用を産む」らしいです。
あまりに主張の辻褄が合わなすぎてステキです。
そして廃炉等のコストについての理論が電波すぎて
そこそこ電波耐性のあるブログ主もぶっ倒れそうになりました。
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・廃炉等のコストについて
反町「廃炉のコストはどうするのか?今動かせるものまで即時廃止でその費用を電力会社に押しつければすべて破綻することになりかねない」
志位「電力業界は(核燃料サイクルのために)基金を19兆円を目標に積み立ててきた。このお金が6兆円ほど貯まっている。だからこの19兆円を賠償、除染、廃炉に当てる。」
(※なにこの寸借詐欺みたいな論法)
志位「それでも足りないだろうから、その分は。
原発で大もうけしてきた。我々は原発利益共同体と呼んでいるんだけども、
たとえば、電力業界でしょう。それから鉄鋼、セメント業界、それから金融業界も儲けてきた。ゼネコンも儲けてきた。で、これ、散々儲けてきたんですから、拠出を求めると、基金に。」
反町「それも『命令よりも強い要請』ですね?」
志位「・・・これは、ははは(苦笑)。どういう方法かってのは検討する必要あるけど。
やっぱりね、散々儲けてきた原発利益共同体に拠出を求めて、そしてこの基金で除染、賠償、廃炉をやっていく。というのが私のプランなんです。」
反町「6兆円を19兆まで(積み立て)させる費用ってのも結局は総括原価方式ですよ。結局、消費者の負担になるだけです。その話はどう考えているのか」
(志位はこうしたツッコミを受ける度に口をぱくぱくさせる)
志位「あのー、総括原価方式ってやり方もこれは考えていく必要がある」
反町「それもだめにしたら19兆だって何時まで経っても貯まらないし、それをさらに残りのお金を民間から引っ張り出すって言ったって命令じゃ無くてどういう形でやるのか、っていう。・・・日本の経済構造を根こそぎ覆すようなイメージと、そういうことですよね?」
志位「変えないと、かなり変えないと。かなり変えなかったら結局国民が全部背負う事になるんですね。で、やっぱりそこは原発で大儲けしてきた共同体に責任を負わせようじゃないかとそういうようなね、国民世論が働いて、そして企業もそういう行動を取らざるをえない状況に追い込んでいくという事が大事じゃないでしょうか。」(どや顔)
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相手が民主党や創価ではないためか
反町がテレビ局側のバイアスを気にせずつっこめるためか
しっかりツッコミを入れていました。
この説明を聞いて共産党の言っている景気対策とか雇用対策とか
エネルギー安全保障とかに納得できる人がいるのか疑問です。
さすが天皇制廃止をずっと主張しておきながら、
憲法9条改正を阻止するために護憲と言い出したご都合政党です。
護憲ってことは当然ながらそこに書かれている天皇の存在を認める
ということになりますからね。
なお、この日のプライムニュースの後半は
生活の党の小沢一郎代表が出るはずでしたが
体調不良を理由に鈴木克昌が代理で出ていました。
小沢一郎は金集めと政局だけに特化した政治屋なので
アドリブ能力が要求されるこうした場には
予め質問と回答が用意されている仕込みができない限りまず出ません。
司会者が予め決められたテーマを各党党首に順番に振っていくような
そういうのなら何とか対応できますが、(用意した原稿ガン見になりますが)
不規則に振られる形で積極的に発言していかないとならない形式だと
小沢は置物状態になってしまうのでたいてい欠席します。
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